経済学の基本原則から逸脱するトランプの経済政策
恐らく、アメリカ経済は今年の夏に戦後最長の景気拡大を達成すると思いますが、これまでの利上げの影響や減税効果の一巡等で減速は不可避でしょう。
既に9年以上も米国の景気回復が続いて完全雇用にあるのに、トランプ政権が更に景気を過熱させる減税に加えて保護主義をしているわけですから、それは景気回復も長続きしないでしょう。
このように、トランプの経済政策は経済学の基本原則から大きく逸脱していますから、米国経済学者の9割以上がトランプの経済政策に対しては否定的です。
そもそも景気は循環しますから、景気後退はいずれ来るでしょう。
更に米国では、戦後最長景気をうかがうなかで、トランプがこのようにまずい経済政策をしてますので、悲観的になるのも仕方ないですね。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40233900Z10C19A1MM8000/