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3分の息抜き

この3月は外出する機会も増え、外でのミーティングや会食の量も増えてきました。

これまでフルリモートで仕事をしていたぼくは、外出の移動時間を考慮することを怠りがちで、ミーティングの予定のやりくりに苦戦しています。

リモートワークと対面での仕事が混在する中でますます自分のスケジュール設計が重要になります。対面仕事、オンラインミーティング、作業時間、それぞれにまとまった時間を作れるよう工夫すると仕事が滑らかになっていきます。

そんななかで、日々大切だなぁと感じるのがちょっとした息抜きです。ミーティングの合間、作業の合間、対面から帰宅後の一息つく瞬間など、本の3〜5分の息抜きでだいぶ気持ちが変わるように思います。

ぼくが実践している3分の息抜きは2つあります。ひとつは香りです。

香りで気分転換、精油にこだわる ルームスプレー手作り:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD0936A0Z00C23A2000000/

記事中で提案されているように、香りを使って気分転換を図るのはとてもよいです。部屋の香りが変わると、まるで別の部屋に来たのかなと感じて、気分を一新できます。おすすめは、別の記憶と紐づいている香りを大切にすることです。

ぼくは梅の香りのお香が好きなのですが、梅の香りは、高校生の頃修学旅行で行った太宰府天満宮のおみやげの記憶がこびりついています。少し酸味の効いた梅色の香りが部屋に香るととてもリフレッシュします。

もう一つは、短歌を読むことです。いまこのnoteを読んでいる方の中で、短歌の歌集を買ったことがある方はいらっしゃるでしょうか?

数は様々ですが、たくさんの短歌が掲載されている歌集は、実は読むのに時間がかかります。なぜなら、一首一首味わいたくなるからです。

3から5分、気晴らししたい時に歌集をぺらりとめくり、気になった一首を「どういう情景なのだろう、何が起きているのだろう」と味わいながら読むのです。ほんのわずかな時間ですが、たった31文字で別世界にトリップさせてくれる短歌の魅力は語るに尽くせません。

さいきんぼくが買った歌集は我妻俊樹さんの『カメラは光ることをやめて触った』です。

Twitterで見かけて装丁に惹かれて買ったのですが、怪談も執筆される我妻さんの映画のような、時にぬめっとした手触りの、そして惚けてしまうような甘酸っぱさをたたえた短歌たちに心を奪われながら息抜きをしています。

皆さんの息抜き方法はなんですか?3分の息抜き、ぜひ教えてください。

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