新型コロナウイルス肺炎の感染地図
みえる化
ジョンズ・ホプキンス大学による新型コロナウイルス肺炎の感染状況を可視化した地図
カンブリアサイクル
可視化は、まさに「みえる」です。この地図から、何を読み取るのか。それが「わかる」ということ。専門家などによる解釈は、まさに「わかる」領域の仕事です。それを教師データとして機械学習をかけたりすることもあるでしょう。そして、重要なことは、どのような介入が「できる」か、ということです。ひとつひとつの領域が、それぞれに専門性が高く、分断されていたりします。いま、まさに求められているのは、「できる」領域。
実現したい世界のためのデータ
データ活用を考える上で、とても大切なことは、「できる」領域への支援なのだと思うのです。データありき、ではなく。介入によって生み出す世界がどのようなものか。その世界を共に実現しようと、「わかる」「みえる」の領域が支えるという姿勢が大切なのだと思います。
コミュニティ形成の重要性
いま、世界規模での連携を促すためのコミュニティ形成が、とても求められています。学会のような専門性の高いコミュニティとは別の、領域横断型で、世界観を共有し、その一歩先の未来を共に描ける、他の領域の人と多く出会える場所。
自分の手の届く範囲から、まずは、そうしたコミュニティをしっかりつくっていきたい。そう改めて思いました。