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「憂鬱な月曜の朝」が無くなったのは、いつの頃だろうか 〜"金曜日のウィンセッション"のススメ 〜 #褒められてうれしかったこと

「サザエさん症候群」という言葉が、wikiになるくらい、現代日本人にとって「日曜日の終わり」の比喩は、「ブルーマンデー症候群 」と並び一般名詞化している。

表向き健全なサラリーマン人生を十数年になる僕にも、(実際にテレビでサザエさんは見ていなくても)月曜日を重く感じることがあった。(過去形です。いつとは言いませんが。げふんげふん。)

2016年くらいから日経の記事でも同様のテーマが取り上げられるくらい、現代サラリーマンにとっては、不可避な話題のようです。そして、この1年半の世の中のリモートワークシフトは、この症候群を「加速させる」こともあれば、「解消する」こともあるようです。マネジメント層は、より丁寧なケアが求められていそうです。

この症候群解消にあたって、自分自身の環境・思考変化もありますが、企業・組織・チームとして「ハッピーな月曜日」を迎えるにあたり、どんな手法があるんでしょうか?

僕は、2019年からスタートアップ・ベンチャーで働くこととなり、就業にあたって、多くのカルチャーショックがありましたが、いずれもポジティブなものでした。当時入社にあたり、当時課題図書だったのがこちらです。

「OKR」という言葉や仕組みを聞いたことがあるでしょうか。

■OKRとは?
OKRは、Objectives and Key Resultsの略。目標の「O」(Objectives)と主な結果の「KR」(Key Results)を設定する最も注目されているフレームワーク。大きな目標「O」と具体的な数値目標「KR」を組合せることで、目先の数字に振り回されず、やる気が出て、生産性が断然上がります。
■OKR「成功の法則」
・目標「O」はひとつ、主な結果「KR」は3つくらいにする
・KRは「難しいが不可能ではないもの」にする。簡単すぎると意味がない、不可能ではやる気がなくなる
・OKRはポジティブな表現にする。チームを脅してはダメ。
・3カ月単位で運用、でも毎週の振り返りは必ず!
・月曜日に進捗をチェックしてコミットしよう
金曜日の「ウィン・セッション」で成果を見せ合えば、ほかの人の仕事も理解できるし、来週のやる気にもつながる!

委細については、割愛しますが、僕が素敵だな、とおもったのは、「金曜日のウィン・セッション」です。

リモートワーク以前から弊社では実践がありましたが、リモートワークになってからは、自分のチームだけでなく、隣の部署とも合同でウィンセッション開催をするようになりました。

Aさん「◯◯の×××の改善をしました!」
他の参加者「うぉーー!すげーー!ありがと!!助かる!」

みたいなことが、行われています(Zoomで)。また、週1のウィンセッションでなくても、日常的な投稿に対し、弊社のSlackスタンプには、「いいね!(・∀・)!!」系のスタンプが押されることが非常に多いです。

上司も部下も対等に、大小関わらず、成果を互いに褒め合うことです。

シンプルでありながらも、じわじわと効いてくる取り組みだと思っています。対外的に、大きな・派手な仕事をする人ばかりがpick upされることが、散見されますが、企業・組織として、表の最大のパフォーマンスを発揮するには、チームのバックアップがあってこそ、だと思っています。いや、バックアップ、という表現自体が、誤っているかもしれません。主体は、支えて、運営している方々です。

(↑こちらにそのあたりにまつわる寄稿をしています)

ヤプリの4つのバリュー

弊社には4つのバリューがあります。

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こちらの「チームドリブン」という項目が、その元となっています。

金曜日午後に褒められて、その余韻で週末土日を過ごし、月曜を迎える。

シンプルがゆえに、効き目のあるサイクル・取り組みかと思います。

自分では当たり前なこと、かもしれませんが、周囲の方々にとっては、とてもありがたく、感謝されることって、いっぱいあります。

そんなとき、「褒める」「感謝する」というシンプルな「仕組み」でさらなる好循環を生めると思っています。

・・・ということで、このnoteを書いたことを、褒めてくださいw

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参考リンク


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