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技術の切り売りにならない #成長につながる複業 の選び方

複業・副業が働き方の選択肢のひとつになりつつある今日このごろ。

もちろん、手っ取り早く収入を増やす手段として複業・副業は有効ですが、それよりも自分のスキルアップの機会として利用したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

前者であれば、何も考えず、空いた時間でできる割のいい仕事をするべきですが、成長機会として複業・副業を利用したい場合は、仕事を選ぶ際の観点が少し変わってきます。

今回の日経COMEMOのテーマ、#成長につながる複業 について、ソフトウェアエンジニアとして複業しているフリーランスの視点から、あくまで個人の体感ベースの話をつらつら書いていきたいと思います。

ひとり仕事は技術の切り売りになりがち

ひとり仕事で何かを受注する際は、過去に身につけた技術の切り売りになりがちです。

基本的に、請け負う仕事に対して責任をもたなければならないため、自分の実力以上の仕事を受注するには若気の至り的な無鉄砲さが必要ですし、経験を重ねるほどあまりリスクをとれなくなってきます。

結果として、自分の実力の枠にとどまった仕事ばかり受注し、自分自身の技術の伸び悩みを感じるフェーズが来ます(来ました)(つらい)。

チームに所属することのメリット

そこで、成長機会のために、ひとり仕事だけするのではなく、軸足をチームに置くことはひとつの選択肢です。

わたし自身、大学を卒業したあと、フリーランスでWebサイト構築を受注していました。

フリーランスデビューしてしばらくは、サーバー構築、デザイン、テンプレート作成なんかを一気通貫で仕事できることに面白さを感じていましたし、実力もぐんと身についている実感がありました。

しかし、仕事に慣れれば慣れるほど、例の伸び悩みを感じるようになってしまい……。

そんなとき、チームでの開発業務に誘われ、思い切って新しい環境に飛び込んでみることにしました。

チームでの開発で一番感動したのは、ひとりだと自分で探し出すしかない、インターネットでは未だドキュメント化されていない技術やノウハウみたいなものが、チーム内では自然にシェアされることです。

また、自分の技術の至らない部分をメンバー同士でフォローしあって、自分だけでは技術的に難しい仕事に取り組む機会も増えました。

個人的には、チームでの仕事をメインワークとして、副業でひとり仕事を受注して、一気通貫で仕事する機会を設けて技術を定着させるくらいが、成長という側面では良いバランスだなと感じています。

本業とは違う職種の副業はどうか

違う職種同士の掛け算はオリジナリティになるので、いい組み合わせだと基本的にはめちゃくちゃ強いです。

わたしもソフトウェアエンジニアをしながらタレントをするみたいな、本業に軸足を置きつつ全く違う副業もしていますが、とはいえ、タレントはあくまで本業のおまけ的な感じでやっております。

それくらいの意識でやらんとタレントの仕事はキツイかな〜〜。

なんせ、「IT企業訪問して、その企業の新しい技術や取り組みを取材してほしい!」みたいな、めちゃくちゃニッチな仕事は営業しなくてもドンドン来るようになるのですが、逆にそこにハマらない仕事は一切来なくなるので……。旅番組とか食べ歩き番組とか……。

成長機会のバランスを考えて働き方を変えてゆく

最近は複業複業言われるようになりましたし、個人的にも言ってきましたが、わたしの場合はなんだかんだ軸足を置くメインの仕事があっての副業なんだな〜〜とこのごろは実感しつつあります。

そして軸足を置く仕事は、自分自身の成長機会を設けるためにも、しばらくはチームでの開発の仕事になるのかな。

こんな感じで、アロマを調合するように、自分の成長機会を考えながら、参加するプロジェクトのバランスを臨機応変に変えていけるのが、長年やってきて感じる、複業・副業の良いところです。

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池澤 あやか

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ソフトウェアエンジニア、ときどきタレントです。テクノロジーとガジェットとカレーが好き。