見出し画像

聴く時間が2021年のコミュニケーションをやさしくしていく

あっという間に1月も最終週になりました。2021年もこうやってあっという間に過ぎていくのでしょうか。慌ただしく過ぎていく1日1日ですが、だからこそ大事にしていきたいですね。ちょうど今回のテーマは #やさしい時間 。あっという間に過ぎてしまった1月を振り返り、そして残りの11ヶ月をどう過ごすか考えるのにちょうどいいテーマだなと思いました。そして私が2021年、つくりたいのは「聴く時間」です。

2020年から2021年にかけてPlug and Playのメンバーが大幅に増えました。拠点は3つに、そして私が担当するMarketingもメンバーが増えました。そんな2020年を振り返ると、新型コロナウイルス感染拡大の対策で”コミュニケーション”が何もかも変わったという1年だったと思います。Marketing Teamではイベントを多く手掛けていますが、対外的なものだけではなく社内のコミュニケーションも大きく変わりました。

Plug and Playは世界18ヵ国、30以上の拠点でビジネスを展開していますが、かなり早い段階で世界中でリモートワークが進みました。オンラインによるアクセラレータープログラムの実施の難しさなどはありますが、反対によかったことがグローバルでのコミュニケーションが増えたことです。オンラインだからこその拠点を超えてのイベントも多く実施され、世界中どこからでも世界中の拠点のイベントに参加できるようになりました。

ちなみに先日初のグローバル全社会議があったのですが、休憩中に参加者がセルフィーを撮って共有するというアクティビティがあったのですが、様々な国から様々な写真が送られてくるのは、世界を近くに感じられる瞬間でした。(その写真は社長がTweetしている通りこんなコラージュに)

いい側面も沢山ありますが、コミュニケーションの難しさは依然として残ります。グローバルのチームとの仕事は、基本的に会えないことが前提で働き方を設定して、それはそれで難しい事は沢山あるのですが、今まで顔を合わせて密に仕事をしてきたのが前提の国内はまた違う難しさがあります。

特に難しいのがオンラインでのオンボーディングと、在籍期間が短いメンバーのコミュニケーションの不安の解消です。

オンボーディング(On-Boarding)とは、「船や飛行機に乗っている」という意味の"On-Board"から派生した言葉です。元々は新しく乗り込んできたクルーなどに対して、環境に慣れてもらうプロセスのことを指すそうです。

実は絶賛オンボーディングのやり方を整備中で、昨年公開されたこちらのnoteもすごく参考になります。Ubieさんのはカルチャーのオンボーディングですが、カルチャーガイドは必見です(Notionで作られているのも素敵)

ちなみに昨年作成した3Year Anniversary Bookは、オンボーディングのために、でもありました。今までは会社で会話をしていく過程や、飲み会や雑談の中で積み重なっていくものが、オンラインだとその”機会”を作りづらいと言うのはあります。だからこそ、読むものを作ったりそれぞれのペースで理解するためのツールを用意するというのが必要になってきたのだと思います。

オンボーディングは様々な会社が試行錯誤しています。こちらの記事でも色々な企業の取り組みが紹介されていますが、1:1(ワンオンワン)の取り組みについても記載されています。

冒頭の今年つくりたい#やさしい時間、に話を戻すとこの1:1を中心に「聴く時間」を今年は沢山作っていきたいと思っています。

私はチームのメンバーと毎週30分ずつ1:1をやるのですが、私にとっての1:1は「その人が自由に使える30分」と定義しています。進捗を報告する人もいれば、雑談したい人も、ブレストしたい人も、相談したい人も・・人によってその時に話したい事は様々。アジェンダを事前に決めてくる人もいれば、その時の気分で話す人もいて、その進行方法も任せています。私が大事にしているのは話を聴く事。篠田さんのこちらの記事を参考にしています。

今年は沢山聴く時間をつくって、コロナ禍のコミュニケーションをさらに考える1年にしていきたいと思います。

#日経COMEMO #やさしい時間

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?