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私の考える会社の大きな「歯車」論 ー新日本プロレス 矢野通選手から学ぶセルフプロデュース術ー

異色のプロレスラーから次世代のビジネスパーソンに必須なスキルを学ぶ!

プロレスラーであり経営者であり敏腕プロデューサーである矢野通選手から「セルフプロデュース術」「社会での処世術」などなど、これからのビジネスパーソンに必要なスキルを学び取ることを目的にした連載です!

以下連載本編-------------------

新日本プロレスのサラリーマンレスラー、歯車の流儀

「俺はサラリーマンレスラーではない!」という表現を使ったプロレスラーがいる。

要は、サラリーマンのように組織の歯車にはなりたくない!俺と他のヤツを一緒にするな!という事を誇示しているのだ。そもそもサラリーマンをやったこともない私達が自己表現にサラリーマンを持ち出すこと自体、ナンセンスではあるが、捻くれ者の私はあえて宣言しよう。

「私は新日本プロレスのサラリーマンレスラーです。歯車の一つに過ぎないです。」と。

一見私は、会社の歯車とは一番縁遠く見えるだろう。

プロレスファンではなく、憧れの先輩もいないままプロレスラーになった。これまでレスリングで培った技術は使わず、自由自在に暴れたい放題している。本業はどっち?と度々聞かれるほど、実業家としての幅を広げつつもある。

だが人は皆、世の中のどこかしらの歯車なのである。どうせならどんな場面にも合う優秀な歯車でありたい、便利な歯車でありたいと思っている。

10月にあったアメリカ大会の生中継時のことである。この日、私は解説として国内に残っていた。

会場トラブルで試合開始が遅れ、スタジオ待機で時が過ぎて行った。スタンバイ中の私は「フリートークやっちゃえ」と思い立ち、アナウンサーと生中継でフリートークを始めた。「SNSで質問募集しちゃえ」と思い付き、ファンからの質問に答えて時間を繋いだ。

私の単なる思いつきがその瞬間、1つの歯車となり、機転が効くと評価された。

社内からの評価や世間の評価は、サラリーマンレスラーにとって大事なことだ。評価は会社の歯車として、間違っていなかったことを証明してくれる。会社にとって気が付けば欠かせない存在であることが、私の考える「歯車」の在り方である。

歯車が無いと会社も社会も回らない

今の私は、時には会社と選手の間に入る潤滑油のような歯車であり、時には会社の望むように阿吽の呼吸で動く歯車である。会社に組み込まれた歯車として、恐れず飛び込めばいいのだ。評価は後から付いてくる。

会社の言いなりや歯車になんかなりたく無い、と血気盛んに語るそこのあなた!

少し力を抜いて「自分という歯車が無ければ会社は回らない」くらいに考えてみてはどうだろう?ちょっとした悦に浸れるはずである。

余談だが、数年前まで極悪ヒールレスラーとして、罵詈雑言を浴びせ、極悪非道の限りを尽くしていたレスラーが何言っとんねん!という苦情は一切受け付けない、何故ならその過去も私という歯車にとって大切な要素であるからだ。

連載一覧はコチラ▼

第1試合.自己紹介とこの連載の説明

第2試合.私の考える会社の大きな「歯車」論

第3試合.プロデュースの肝は「カッコつけちゃう」からの脱脚

第4試合:「人間の99%バカ」説を有効活用

第5試合:脚光を浴びる社員への拠り所のないジェラシーを味方につける術

最終回:プロレスをプロレスの枠で考えない。自分の仕事を自分の業界の枠で捉えない。どんどん 枠の外へ発信しよう



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