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ペアで行うことの学習効果について-ペアマーケティングトレースの可能性を考える-

ペアプログラミング、ペアデザイン、ペア読書など、「ペア」=2人でやることの意義は、あらゆる分野で言われています。

例えばペアプログラミング

ペアプログラミング(英: pair programming)は、2人のプログラマが1台のワークステーションを使って共同でソフトウェア開発を行う手法という説明が起源である。 一方が単体テストを打ち込んでいるときに、もう一方がそのテストを通るクラスについて考えるといったように、相補的な作業をする。
Wikipediaより引用

ペアでやることのメリット整理

・解釈の幅を広げてくれる
・強制的にアウトプットする
・フィードバックから学習効果高まる
etc

ざっくりまとめると、「ペア」で行うことでインプットとアウトプットの質を高めてくれるのではないかと考えています。

ペア○○については、noteでも有益な情報が共有されています。

ペア読書の参考note

ペアデザインの参考note

ペアマーケティングトレースを考えてみる

ペアマーケティングトレースがあっても良いのではないかと思っており、流れを考えてみました。

確かに、誰かと同じテーマ企業のマーケティングトレースをやった時は、学習効果が高まっていたなと思い出しました。

▼ペアマーケティングトレースの流れ
①2人1組になってテーマ企業のマーケティング戦略を分析
②1人はマクロ視点、もう1人はミクロ視点で分析
③お互いに自分がCMOだったらの仮説出す
④お互いの分析と仮説をフィードバックし合う

誰か実験的にペアマーケティングトレースやってくれる人がいないかな。

学習は1人でやるより、みんなでやると質があがる説

学習は1人で黙々とやり続けるのは難しい。

なぜか?

・モチベーションを保つことが難しい
・自分のやり方があっているのかわからない
・自分の視点だけでは見えていないことが多い

などの課題にぶつかることが多いはず。

ペアで学習する意味は、対話をしながら学ぶことで、インプット・アウトプットの質を上げることにあるのではないでしょうか?

「対話型学習」という言葉が注目されていますが、対話=共有⇆フィードバックし合うことが、学習の質をあげる要素があるということだと解釈しています。

アート鑑賞を、教養を高める手段、ビジネスに必要な思考法を鍛える手法として対話型鑑賞というメソッドも注目をされているようです。

VTSと普通の鑑賞の違いは、
1)ファシリテーターとの対話によって、絵画、そして絵画を見る自分自身と対話し気づきを得る。
2)普通の鑑賞のように絵のタイトル・作者を基に鑑賞するのではなく(多くの場合、それらは隠される。)、純粋に絵画そのものだけの情報から、その印象や感じられることを述べる。
引用元:Visual Thinking Strategies for Innovation(イノベーションのための対話型鑑賞法)


良い対話は思考力を強化してくれる。


ぜひ、普段の仕事や学習の中に「ペア」で行う作業を取り入れてみてはいかがでしょうか?

マーケターのトレーニングとして普及させたいので、近いうちにイベントも開催したいと思います!!

マーケティングトレースのコミュニティ内でも、より良い対話⇆より良い学習という循環を生み出していきたい!