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2020年はスタートアップの資金調達のためのSaaSが来そうな予感。

2019年もいよいよもうすぐ終わります。2020年僕的に注目するビジネスは、資金調達のためのSaaSです。2019年後半にかけてバタバタと色々と僕の視界に入ってきました。

スタートアップの資金調達はなかなか手間がかかるプロセスです。とにかく、資金提供側の稟議を通すために、将来(最低5年くらい)にわたるキャッシュフローの準備など、資金提供側が望むものを言われる通り出さなきゃいけない。いったん資金調達プロセスに入ってしまうと、たぶん本業にリソースをさけられなくなるのが、スタートアップの現実です。

また、資金提供側(VCなど)としても、個々のスタートアップが出してくる情報は質の面でも量の面でも違う中で、それに基づいて投資判断しなくてはいけない彼らにとっても辛いプロセスでした。なんとか標準化できないかという希望はあったはずです。

ここに来て僕のレーダーには少なくとも以下の三つのサービスがひっかかってきてます(他にももちろんあるかもしれません。あったらどうぞ教えてください。)

まず、肝は、わかってなくてもスタートアップ企業が情報を入れればそれなりのものをoutputしてくれるかどうか。(ファイナンスの教員としては言ってはいけないことのようにも感じますが。。しかし、エクセルで事業計画及びキャッシュフロー計画を作ることは特にスタートアップ実務家にとっては意外とハードルが高いらしいとうことは日本に戻ってきてから実感しています。。)

2020年は他のプレーヤーも入ってきて、この分野活気づくのではないかと。で、資金提供サイドの不便も解決出来るレベルにサービスがなれば、次は、プラットフォーム化してしまえば、マッチングのサービスにまで行けるはずです。資金提供サイドと資金調達サイドがマッチするサーチ・コストが激減する将来が訪れるかも。そして、それは、disintermediation(金融仲介機能が必要では無くなる状況)の幕開けに繋がるかもしれません。

皆さま、良いお年をお迎えください!

(了)

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イノベーションのためのファイナンスが専門。早稲田大学イノベーション・ファイナンス国際研究所(https://cfi-wbs.com/)所長も兼務。研究室website: https://hibara-wbs.com/

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