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学びに悩む全ての方に『独学大全』

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

昨年からリスキリングや学び直しブームと言っても過言ではないほど、最近よく話題になっています。背景には働き方の変化や不透明な世の中が続いたことにより、自分の今後のキャリアについて悩んだり考え直したりする方が増えたことが挙げられます。

一方で日本は「学ばない大国」とも言える状況です。学び直しは生産性との相関関係があり、OECDのデータをみても明らかです。

学び直しと生産性は一定の相関関係がある。経済協力開発機構(OECD)のデータをみると、仕事に関する再教育へ参加する人の割合が高い国ほど時間あたり労働生産性が高い。参加率が50%を超えるデンマークやスウェーデンなど北欧は生産性も上位だ。

生産性が低いと言われることが多い日本ですが、再教育への参加率の低さがその一因になっているようです。

また、学ぶ意欲のある人は学ぶし、そうでない人は時間があっても学びはしないという衝撃のリサーチもあります。以前、以下に詳細な記事を書きましたので、興味のある方は一読していただけると幸いです。

とはいえ、すべての方が全く学ぶ気がないかと言えば、そうではないでしょう。一度は、なんとなく「やらなきゃなぁ、、、」と思った方も多いのではないでしょうか。でも、やる気がおきない、始めたもののどう勉強していいのかわからずやめてしまう、そもそもどこから始めていいのかすらわからない、、、等々、学び直しの多くは独学であることから、その孤独と戦うことは容易ではありません。

最近、20万部を超えるベストセラーとなった『独学大全』という本があります。通称「鈍器本」と呼ばれる通り、200ページ程度のビジネス書が多い中では異質の「全788ページ、重量約1kg」という堂々とした存在感を持つ本です。

独学をしよう、もしくはしているときに使う百科事典のようなものです。まず、P33の「本書の構成と取説」を読めば、この鈍器をどう活用すればいいのかがわかります。巻末には丁寧に「独学困りごと索引」が付属していますので、読むのが苦手、なんで学ぶのかがわからなくなった、頭が悪い、、、等々、具体的な困りごとへの対応策がすぐにわかります。例えば学習をしている中でいくら読んでもわからない!という場合には「技法15:共に読むことが開く知的共同体「会読」」が有効だ、という具合です。

わたしもさっそく取り寄せてみたのですが、具体的な悩みに対して感情論やふわっとした非科学的な話ではなく、「人はダメダメでサボるものだ」という前提で歴代の独学者たちが開発してきた手法を紹介すると共に、著者独自の方法を提示してくれます。これが手元にあるだけで、なんとなくやる気になる「独学の保険」のような書籍だと思いました。

学習に困っている方はぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか?

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タイトル画像提供:yoshan / PIXTA(ピクスタ)

#日経COMEMO #NIKKEI

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