1-3月期はマイナス成長の可能性

大幅減産のみならず在庫率も上昇に転じてますので、ちょっとしたネガティブサプライズですね。

内訳をみると、輸送機械の減産が主因となってます。

恐らく某メーカーのリコール等が影響している可能性もありますが、2月、3月の予測指数の変動ぶりから類推すれば、季節調整が上手くかかっていない可能性もあるでしょう。

なお、予測指数に基づく1-3月期の生産は前期比+0.2%となりますが、予測指数は下振れる傾向にありますから、1-3月期の生産は減産になる可能性があると思います。

となりますと、鉱工業生産の前期比と経済成長率の前期比年率の動きは明確な正の相関関係があることからすれば、1-3月期の経済成長率は9四半期ぶりのマイナス成長に転じる可能性が出てきたということでしょう。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27488100Y8A220C1EAF000/

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