続・老後にやりたいことを今すぐやる生き方をしてみた結果
以前COMEMOで「老後にやりたいことを今すぐやる生き方」という記事を殴り書き、
「なんだか青臭いことを書いてしまったなあ、穴にでも入りたいな」と思いながらも公開したのですが、思っていた以上に共感の声をいただくことができました。
https://comemo.io/entries/6562
こちらの記事で紹介した、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞されたアーティスト・ミュージシャンの和田永さん。
なにかと保障と安定を求めがちな日本人には非常に珍しく、世間体にとらわれず学生時代から次々と自分の脳内にあるプロジェクトを次々と形にし、国内外から注目されていました。
https://fabcross.jp/interview/20151130_ei_wada_01.html
私は就職活動の真っ最中に和田さんの作品に出会ったのですが、当時はマンモス私立大学に通い、周囲に流されるまま「将来のため」にとりあえず手堅い大企業の入社試験をたくさん受けていたタイミング。
そんな折に猛烈に彼の生き方に憧れ、まるで感染病のように自分もそういった生き方をしたいと切実に思うようになりました。それから色々あり、一度大企業に就職したものの、メディアアーティストというニッチな道を選んで2年前に会社を辞め独立し、まさに私も老後を前倒ししたかのような人生を送りはじめたのですが
最近発表された世界最大のメディアアート賞「アルス・エレクトロニカ」でなんと和田さんと二人揃って同じ部門で同じ賞(栄誉賞)を受賞したことが発覚しました。
https://natalie.mu/music/news/286373
https://starts-prize.aec.at/en/digital-shaman-project/
「老後にやりたいことを今すぐやる人」は熱量を生み出し、周囲を刺激していくパワーがあります。
彼の生き方に刺激され、彼のような生き方をしたいと憧れ追いかけ、少しは追従することができたのかもしれない、とようやく思えたところです。周囲と足並みの揃わない、マイノリティな生き方を選択することには孤独やリスクを伴いますが、それなりの報酬もあるのだな、、と実感しています。
我ながら無茶したなと思う部分はいまだにあるのですが、どうせいつかは死ぬのだし、老後にやりたいことを先延ばしにして安全に生きながらえるより、やりたいことをさっさとやった方が死ぬ時に悔いが少ないだろうなと附に落としています。(というあまりオチのないポエムでした)
http://boundbaw.com/world-topics/articles/39
なおアルスエレクトロニカは9月にオーストリア・リンツで行われる科学芸術の世界的な祭典です。
日本からやや遠いですが、新規事業のタネになるような新しいアイデアやテクノロジーの宝庫かと思いますので、もし視察出張などができるようでしたらぜひ行ってみてください。
ご覧いただきありがとうございます!頂いたサポートは新たな自宅エンタメの試作費に使わせていただきます😎