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成長には与えられる裁量権も大切【日経朝刊連動】#成長につながる複業とは 投稿募集まとめ

こんちには、日経COMEMOスタッフ山田です。月2回の日経朝刊「働き方イノベーション」面との連携企画、今回は皆さんからいただいた投稿をご紹介します。

1/5(火)日経朝刊「働き方イノベーション」面のテーマは「副(複)業での人材育成」。

まずは1/5(火)日経朝刊にある記事から。副業をテーマとする連載の5回目、今回は企業が社員に副業を認める狙いを取り上げています。事例となっているのは、みずほフィナンシャルグループ(FG)。同社は閉じた社内競争で外と戦える人材が育つのか、懸念を持っていたといいます。

みずほFGの歴史は1999年に遡る。大手金融の再編を主導したが、気づけば三大メガバンク内の3位が定位置だ。現状打開へ「次世代金融への転換」を19年度に経営戦略に据えた。従来の事業モデルに加えて、外部との積極的な協働やデジタル技術の取り込みが欠かせない。グローバル人事業務部の伊藤俊輔調査役は「社外で鍛えられた社員が社内にもたらす価値と、人材流出などの副業リスク。2つをてんびんに掛け、副業解禁の利点が大きいと判断した」と説明する。

社員数が多いとはいえ、すでに約250件(審査中を含む)の副業申請があり、206件を認めたといいますから本格稼働しているといえそうです。詳細は記事をお読み下さい。

日経COMEMOで投稿を募りました「#成長につながる複(副)業とは」

日経COMEMOでは、それでは、社員個人の「#成長につながる複業」とはなにか、を意見募集しました。個人の成長を考えたとき、複業をどのように活用すべきなのか。大企業にいるビジネスパーソンにとって、「複(副)業容認」という流れは新しい自分をつかむラストチャンスなのか?多数いただいた投稿のうち、1/5付の働き方イノベーション面では、motoさんと岩下尚義さん、hitomishintaさんのご意見を紹介しています。

日経朝刊でご紹介した投稿

会社勤務をこなしつつ、自身副業を手掛けるというmotoさんは「副業を自分の成長につなげるということは、指示された外注の仕事をこなすスキルを身につけることではない」といいます。motoさんは、自分が成長したと感じた環境に共通しているのは「与えられた裁量権」と「意思決定への介在度」に余白が多い場所だったと振り返ります。本業でも副業でも「何をするか」より「どんなスタンスで仕事と向き合うか」が大切だと指摘しています。

人事マネジャーとして働く一方、副業もするというhitomishintaさんは、「多くの企業で特に50代の社員はコストとパフォーマンスが見合っていないことが多いといわれるなか、こうした世代への副業支援はリストラに代わる解決策になるかもしれない」と指摘。大企業の特に50代のビジネスパーソンにとって副業容認の流れはラストチャンスだといいます。

もう1人は税理士の岩下尚義さん。「成長できるかどうかは副業する人と受け入れる側のマインドの掛け算。どちらかが欠けたらゼロになる」といいます。副業の制度だけ導入しても、受け入れ側の期待や業務が曖昧であれば優秀な人材も生かすことができず、副業する側も自身の役割や成長する意義を理解する必要があると投稿されていました。

他にもさまざまな知見が集まりました。

ここからは、このほか日経COMEMOにいただいた投稿をご紹介します。以下、ぜひお読みください!


いずれの投稿もとても読み応えありました。素晴らしい投稿の数々、ありがとうございます。

次回の投稿募集テーマは「#肩書を複数持つ必要ありますか」

さて次回ですが、テーマは#肩書を複数持つ必要ありますか、です。複業が浸透してきたことなどから最近、複数の肩書を持つ人が以前よりも増えているように感じます。そこで皆さんのご意見を募集します。例えば、以下のような視点から投稿を考えてみてください。

〇フリーランスでもなく、1つの会社の正社員としてのみ働くのでもなく、社外の仕事を複数持つ、つまり複数の肩書、名刺をもつような働き方は今後スタンダードになるのでしょうか?

〇1つの仕事だけでなく、複数の肩書を持つ必要があると思いますか?

〇複数の肩書を持つことに、どんなメリット・デメリットがあると思いますか?

#肩書を複数持つ必要ありますか」をつけていただいた投稿は、1/19の関連イベントにご登壇いただく倉成英俊さんとCOMEMOスタッフがすべて目を通し、そのうち2~3本を上記のような形で新聞記事としてご紹介します。投稿は本名でなくても、ペンネームでもかまいません。ぜひご参加ください!すでに倉成さんから投稿をいただいてます!

【Zoomウェビナー】1/19(火)19:30〜 複業について、倉成英俊さんと本谷亜紀さんと日経編集委員のトークライブを開催

働き方innovation#08  それでも組織に属する理由

こちらからお申し込みいただけます。日経電子版有料会員の方は無料で視聴できます。

日経COMEMOのKOL、倉成英俊さん(株式会社Creative Project Base代表)、本谷亜紀さん(株式会社div 広報/ラーメン評論家)さんをお招きし、日本経済新聞社の石塚由紀夫編集委員がファシリテーターを務めるオンラインイベント。投稿募集で寄せられたものと、当日のZoomチャットを起点にトークを展開します!

このイベントは日経本紙「働き方innovation」面で毎回展開しているテーマについて、視聴者参加型のインタラクティブなライブにより、さまざまな視点に触れ、理解を深めるのが狙いです。

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日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。

そして、私たちが日経COMEMOを通して実現したいと考えているのは、すべてのビジネスパーソンが日経新聞に掲載される経済ニュースについて自分の考えを書いて発信できるようになること、つまり「書けば、つながる」の実現です。

しかし、「自分の意見を書いて発信する」ということは大変難しいことで、なかなかハードルの高いことだと思います。私たちは、そのハードルを少しでも下げて皆様に「書けば、つながる」を実現していただけるように、様々なサポートを用意しています。この【投稿募集企画】もそのうちの一つです。

いきなりニュース記事に対する意見の投稿が難しい方は、ぜひこちらの【投稿募集企画】からチャレンジしていただければと思います。寄せられた投稿は、私たち日経COMEMO運営チームのメンバーがすべて拝見しています。皆様のチャレンジをお待ちしております。

https://comemo.nikkei.com/menu/1371

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