悩んだ末に買ったiPhone 11 Pro Max 広角でポートレート写真を撮れるのは便利だが 思うように電波を掴めずeSIMで暫定対処

今回は悩んだ末にiPhone 11 Pro Maxを買った。下馬評通りコネクターがUSB Type-Cになっていれば悩まず買ったのだが、しょっちゅう充電したつもりで、ちゃんとできていないLinghtningケーブルのまま、しかも前モデルより重くなっている。だが2年近くiPhone Xを使ってきて、予約せず発売日に衝動買いしたので64GBモデルしか入手できず、ストレージが埋まりつつあった。来年5Gモデルが出るというけれども、下手にSoCが5G対応すると電池の持ちが短くなりそうだし、当初エリア限定でスタートするであろう5Gには大して期待してない。

目玉機能の超広角レンズはAndroidの方が先行したといわれているけれども、せいぜい16mm相当止まりのAndroidに対して、13mm、26mm、52mmと画角をぴったり倍数で合わせてきたAppleにこだわりを感じた。デジカメ用に13mmの単焦点レンズを買ったら何万もするだろうと自分を納得させ、予約開始日にポチッとなと押してしまった。ちょうど昨年、国際会議の集合写真をミラーレス一眼と24mm相当の単焦点レンズで撮ったのだが、端の方が切れてしまって失礼なので参加者に配布できなかった。20mmを切る超広角レンズが欲しいと思っていたのだが、なかなか手が出なかったのだ。

選ぶにあたって色は地味目で新色ミッドナイトグリーン、ストレージは64GBも使い切れていないものの、容量を気にして思いっきりは使えていなかったので256GBを選択、周りにちょくちょく512GBをチョイスしている人もいるんだけど一体どんな使い方をしているのか教えて欲しい。それなりに音楽やアプリを入れていても、そうそう100GBを超えることはない。NetflixやAmazon Prime Videoで山ほど動画をダウンロードすれば、それなりにいくのかも知れないが、ダウンロード本数には制限があるし、じっくり映像を見る機会なんて飛行機に乗っている間くらいしかなく、機内エンターテイメントで上映されている映画の方が新しいし、機内で動画を見るならiPhoneよりもiPad Proを使う。せっかく4K動画も撮れるんだから、もっと動画を撮ればいいんじゃないかと思うんだけど、写真と比べて他人に見せられる動画を撮るのって実に難しい。そのために学校に通わないと難しい気がするし、本気で動画撮影に凝るのであればジンバルとか機材も欲しくなってくる。

待った方がいいんじゃないかと思った選択肢は近々発売されると噂されているGoogle Pixel 4。もとよりメーカーがカスタマイズしたAndroid端末には興味はない。リーク情報によるとGoogle Pixel 4の目玉機能はスマホのUIを大きく変えるジェスチャー機能だが、これが日本では使えないらしい。いまは睡眠のモニタリングにApple Watch 3を使っているので、Androidに切り替えるとなるとスマートウォッチも買い直す必要がある。しかも年内に自分が手がけたアプリがiOS向けにリリースされる。今のタイミングならiPhoneを買うべきだろう。画面の大きさはProとPro Maxで大した違いを感じなかったし、スマホなんだから軽いに超したことはない気がするんだけど、電池の持ちはいいに超したことはないのと、ProだとiPhone Xからの違いが少な過ぎるし、せっかくなら大きい方がデモ映えするだろうとMaxにした。店頭でXperia 1とiPhone XS Maxとを比べて、なーんだXperia 1の方がさらにデカいじゃんというのも決め手になった。

で、発売日にApple表参道でiPhone 11 Pro Maxをピックアップして、この数日くらい使ってみた感想。実際に使い始めてから、Maxの選択が良かったのかどうかは実に悩ましい。手に持つだけであれば40gの差は許容範囲だが、胸ポケットに入れたときiPhone 11 Pro Maxだとはみ出し過ぎて、3眼カメラが丸ごとはみ出してしまうのだ。この3眼カメラが目立ってしまって、よろしくない。2週間前の自分に何かアドバイスできるとしたら、MaxよりもProにしておいた方が無難だと伝えたい。スーツの内ポケットとかに入れるのであれば問題ないんだろうけどね。

13mmの画角を活かした写真を撮るのはだいぶ難しいんだけど、良かったのはポートレートモードを26mmで撮れるようになったこと。これまでFacebookの3D写真を撮るのにポートレートに切り替えると52mmでしか撮れなくて、3D飯テロしようとするとレストランの椅子から立って引いたところから撮る必要があったのだが、13mmのカメラがついたことで普通の画角でも3D写真を撮れるようになった。これなら椅子に座ったままでも撮ることができる。ARの出来がだいぶ良くなったらしいんだけど、まだ十分に試せてない。どんなアプリを使ってみると実感できるのか是非とも知りたい。

そして今とても困っているのは電波を掴むのが非常に不安定になったこと。家族に譲ったiPhone Xでアンテナが3~4本くらい立ってるところでもアンテナが全く立たなくなったり、アンテナは立っているけれども4Gの表示が消えて通信できなくなってしまうことがちょくちょく起こる。自分はauを使ってるんだけど、例えばiPhone Xは普通に使えている人混みの中だとか、auショップのように電波状況が悪いはずがない場所でも電波を掴まなくなる。全く電波を掴まないのであれば初期不良交換で済むのだが、電波を掴むときは掴むので、これが初期不良なのかが、さっぱり分からない。Apple Storeで買ったので、auショップに持ち込む訳にもいかず。FacebookやTwitterで周りの話を聞くと、確かにiPhone 11以降でアンテナの本数が減ったとか、iPhone XS MaxでもiOS 13に更新してからLTE通信の調子がおかしいといった声がちょくちょく聞こえてくる。昨日は大江戸温泉物語で、家族のiPhone Xから自分のiPhone 11 Pro Maxに電話をかけても「電波の届かないところにいるか、電源が入っていないため…」となってしまって、同じキャリア、同じ場所からなのに何故?となってしまった。

わたしが勝手に疑っているのはQualcomm製からIntel製に切り替わったLTEモデムの品質の差異か、ソフトウェアまたは受動部品の不具合で、いくつかのバンドを掴めていないのではないかという仮説。ソフトウェアの不具合であれば、しばらく待っていれば解決するのかも知れないが、正直この品質では仕事で使い物にならない。モバイル通信のネットワーク選択を手動にすると、3キャリアの他にKDDIやソフトバンクの使っているMNC(44x xxという網単位で割り当てられたコード)が数字のまま出てくるので、これは一部のバンドを端末が認識できていないんじゃないかと疑ったんだけど、この症状はiOS12以前のiPhone XS以前でも起こっているらしい。

発売直後じゃ初期不良交換も難しいだろうし、そもそもApple店頭でどのバンドを掴めてる、掴めてないといった検証も容易ではなさそうだ。しばらく様子を見つつ通信状態は何とか今すぐに改善したいということで、前から気になっていたIIJmioのeSIM回線を試してみることに。iPhone XS以降はSIMスロットの他にソフトウェアのeSIMに対応しており、IIJが対応したサービスを販売している。これまでMVNOの契約というと量販店の店頭にいくか、申込後に郵送で送られてくるSIMを待つ必要があるのだが、eSIMなら申し込んでから数分で開通して、アクティベーションに必要なQRコードのURLが送られてくる。これまでのMVNO SIMのように後からプロファイルを入れなくても動くし、表示がdocomoではなくIIJとなるのも物珍しい。これまでBCPのためにスマホを2台持ちしていたのだが、これからは1台で2回線使える。これで通信環境が安定すれば、主回線の不安定さ解消までストレスを感じずに腰を据えて待てそうだ。

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マイクロソフト、ヤフーなどを経てJapan Digital Design CTO。内閣官房 政府CIO補佐官、福岡市 政策アドバイザー(ICT)、OpenIDファウンデーション・ジャパン代表理事、ISO/TC307 国内委員会 委員長、日本仮想通貨交換業協会 理事などを務める。
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