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【イベントレポート】 アニメビジネスNIGHT OUT 「アニメ x テクノロジーの最先端」 〜アニメとテクノロジーの循環構造〜

日本経済新聞社でCOMEMOスタッフとしてアニメビジネス企画を担当している井木康文です。先日劇場版シティーハンターを観に行きましたが、ど真ん中世代でなくても非常に楽しめました!

COMEMO x アニメビジネスとは?


COMEMOでは、日本が世界に誇るアニメをビジネスの観点からさらに拡大・成長することを少しでも支援できればと思い、アニメビジネスを重点テーマの1つにしております。専用のサブマシンガンとTwitterアカウントを運営し発信を強化しています。本イベントはその軸となる活動です。




イベントレポート:アニメビジネス NIGHT OUT vol.5「アニメxテクノロジーの最先端」

今回のテーマは「テクノロジー」でした。このアニメビジネスNIGHT OUTシリーズで前から取り扱いたいと考えていたテーマです。どの業界でもそうですが、アニメ業界もテクノロジーの進化と向き合うことは、ビジネス的な成長を考えると不可避であるためです。

ゲストは、日本デジタルゲーム学会理事の三宅陽一郎さん

今回のゲストはこの方しかいないと思いオファーをさせて頂きました。ゲームAIの国内の第一人者であり、アニメについても精通している三宅陽一郎さんです。ゲーム/アニメとAIに関する研究・登壇は数知れず、テクノロジー分野で今もっとも注目されている研究者のお一人です。

そしてレギュラー登壇者として、
アーチ株式会社CEOでアニメプロデューサーの平澤 直さん
アニメジャーナリストの数土 直志さん
のお二人の軽快なトークや鋭い質問で進行していきました。

なぜ今「アニメ」と「テクノロジー」なのか?

アニメは、アニメ=カルチャーというイメージから始まり、最近ではこのイベントシリーズが主題としているようにアニメ=カルチャー + ビジネスという考え方が広まってきました。さらに、これからは目まぐるしいテクノロジーの進化との対峙は避けて通れず アニメ=カルチャー+ビジネス+テクノロジーとなっていくという業界予想から今回のテーマは「テクノロジー」としました。

アニメとテクノロジーは循環構造

アニメとテクノロジーの関係は最新でありながら、昔から切ってもきれない関係でもあったりします。

攻殻機動隊・エヴァンゲリオン、古くは鉄腕アトムのようにアニメ作品はテクノロジーの研究者たちにアイデアや刺激を与え、日本のテクノロジーの進化に貢献してきました。一方で、モノクロからカラーに、手塗りからデジタルペインティングにとアニメ表現にもテクノロジーの進化が影響を与えてきました。

アニメとテクノロジーは双方で刺激を与え合い、進化を遂げてきた関係とも言え、この循環構造を意識しながら、アニメとテクノロジーの関係は見ていくと理解が深まります。

アニメ制作の世界もアジャイルに!?

WEB開発・広告・事業開発の世界などアニメ業界以外の世界では、システム化が進んだことで、一方通行の方式(ウォーターフォール型)から、最初から最後までを小さなサイクルで回しながら改善できるアジャイル型に変わっていきました。

アニメ制作は、まだまだ一方通行のウォーターフォール型が一般的ですが、他の業界と同じように、すべての過程がデジタル上で行われるようになり、さらにそれを管理する統合開発環境のようなものが登場したら、アジャイル型に移行されていくことは容易に想像がつきます。

さらにB2B営業・マーケティング・WEB制作の世界では、AI/自動化による作業支援が一般化してきているように、アニメ制作の作業も今まで以上にAI/自動化で効率化していくことも当たり前になるでしょう。

接近するゲームとアニメ業界 ーアニメの真の価値(ゴースト)とは?ー

vol.3でも話題になりましたが、ゲームとアニメはビジネス面だけでなく開発面でもさらに接近していくことが予想されます。


すでにアニメは3DCG表現は一般的になってきており、ゲームの世界はゲーム開発エンジンで簡単なアニメーションは制作可能になってきました。さらに、アニメ作品が5Gの高速通信で配信され始めると、ストーリーをインタラクティブに選択できることも可能になり、サウンドノベル系のゲームとの境界線はさらに曖昧になっていくと思います。

豊富な資本と開発力を持つゲーム業界(特に外資)が、今まで以上にアニメ業界に進出・接近することで業界内のパワーバランスが変わり、ゲームチェンジが起こること可能性は高いと言えます。業界への参入障壁が下がったときに、日本のアニメ企業が成長し続けるためには、やはりテクノロジーとの向き合いが重要になっていきそうです。

クローズドイベントのため、詳細はここまでです(申し訳ございません)


テクノロジーの進化がアニメ制作に与えた影響を振り返りながら、5G/AR/VRそしてAIなどの最新テクノロジーがアニメ制作やアニメ表現にもたらす影響を豊富な事例を交えながら語り尽くしました。このレポートでは、クローズドイベントのためここまでの情報公開となります(申し訳ございません)

気になった方は3/7(木)にアニメビジネス実践セミナー&交流会があります。


少しでもアニメビジネスについて気になって頂いた方に向けて告知が御座います。ますますビジネス利用が一般的になってきたアニメを自社でも活用したいと思っても、繋がりやきっかけがないとなかなかハードルが高いと思います。そこで、そのきっかけ作りを目的にしたセミナー&交流会を3/7(木)に開催致します。

登壇者には平澤さんもいらっしゃいますので、名刺交換の際などにご質問可能となっております。

登壇者からの告知

その平澤さんが代表を務めるアーチ株式会社で、2020年4月入社の新卒採用を開始致しました。2019年採用に続く2代目の新卒採用となります!アニメプロデューサーを目指す学生には最高の環境だと思いますので、ぜひご検討ください。


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ありがとーー(アントニオ猪木風
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日本経済新聞社デジタル事業部の井木康文です。アニメビジネス・野球・新日本プロレス・eスポーツビジネスなどのイベント企画がメインの業務です。
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