消えたイエレン議長の雇用統計

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が導入した新しい雇用統計、「労働市場情勢指数(Labor Market Conditions Index=LMCI)」。2014年10月からFRBは毎月発表していましたが、今年の8月3日にその公表を突然取りやめました。失業率や雇用者数が「完全雇用」を示しているのに、LMCIの方は一向にパッとしなかったためと思われます。

そもそもイエレンさんは労働経済学がご専門。LTCIは「イエレン・ダッシュボード」と呼ばれるお気に入りの指標だったはず。その切れ味が悪かったための幕引きなのか、それとも金融正常化を志向する中で逆向きの雇用指標は案配が悪いと考えたのか。その辺の事情を日経電子版で記しました。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO20119580Y7A810C1000000/

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