欧州のミレニアル起業家がIPOを目指さないもう一つの理由

IPOをしなくても優秀な人材と資金が調達できる世の中になった、というのは一つの事実であると思いますが、個人的には、「スケールさせる目的は何か?」という視点において資金調達の目的が大きく2極化しているのではないかと思います。

昨年11月に来日したアムステルダム市行政官でスタートアップ政策統括官との対話の中で「アムステルダムはスタートアップが沢山生まれているけれども、多くのミレニアル起業家はIPO(上場)を目指していない。」という話が印象的でした。

どこまでのスケールを目指すのか?

IPOを目指さない理由として、「世界中どこでも使える」Airbnb、Uberのようなグローバルスケールのあるモデルとは対極に、欧州では社会アジェンダに着目し「持続可能な社会」を市民的なアプローチで目指したスタートアップが増えてきていることです。 ビジネスモデルも”その地域の人しか使えない”サービスや、スポンサードや補助金で運営コストを一部ランニングするような官民ハイブリッド型のプラットフォームビジネスなど、最初からグローバルスケールを目指さず、「どんな人に、どれくらの人数、何の価値を届けたいのか」が明確で、スケール優先至上主義ではなく、目的至上主義な社会起業型な起業がミレニアル世代を中心に起こっているのではないかと思います。 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26954780V10C18A2X11000/

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シェアの概念を背負っています。ロビイスト。 シェアリングエコノミー活動家。ミレニアル世代のシンクタンクPublicMeetsInnovation代表。 NewsPicks番組 #WEEKLYOCHIAI レギュラー MC / #シェアライフ #拡張家族

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