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アステラスもCAR-Tに参戦かぁ

ついにというか、個人的な意見としてはとても意外なニュースでした。
年末だからか、あまり取り沙汰されるわけでもなく、私の中ではひっそりと記事になっていてびっくりしました。。。
*トップ画像はアステラスが導入するCAR-Tの特徴を示す図です。

アステラス製薬は27日、米バイオスタートアップのザイフォス・バイオサイエンシーズ(カリフォルニア州)を約130億円で買収すると発表した。ザイフォスは「CAR-T」と呼ばれる仕組みの新規がん免疫治療に強みを持つ。アステラスは買収を通じて技術と人材を獲得し、新規のがん免疫療法について参入の足がかりとする。

アステラスは再生医療に関しては研究開発を進めているので、今回のこのアライアンスに相乗効果があるだろうことは予測がつきます。
しかし、新しいモダリティの獲得ということですが、既にこの分野日本国内においても混み合っている(5社)と思っていたので、癌免疫に注力するとは言えアステラスの参入はないだろうなぁと勝手に思っていました。。。

それに、違うモダリティで言えば遺伝子治療技術を持つ米バイオ企業のオーデンテス・セラピューティクス(カリフォルニア州)を約30億ドルで買収することを3日に発表しています。
外部から多くの技術の導入を試みているものの、CAR-Tのような細胞治療薬は様々なノウハウを社内に蓄積する必要があるので、かなりハードルは高いモダリティだと思います。さらに、日本国内では少なくとも5社がCAR-Tの開発を実施(1つは上市済)しているのに(後出しの優位を狙っているという側面もありあすが)、それでも参入するのですから中々ガッツのある決断だと私は思っています。

日本での状況ですが、
既にノバルティスのキムリアが承認されています。

それを追うように以下の4社が研究開発を進めています。
第一三共
Kite社(今はギリアド)からの導入品エスカータ

小野薬品工業
セリヤド社と他家 CAR-T 細胞療法(NKR-2)に関するライセンス契約
Therapeutics社とiPS細胞由来他家CAR-T細胞療法に関する創薬提携

タカラバイオ

武田薬品工業
山口大学発スタートアップのノイルイミューン・バイオテックからの導入品

この武田に次ぐ6番手に名乗りをあげたアステラス。
目が離せない分野であることは間違い無いですね。

#黒坂図書館  #COMEMO #note #アステラス #CART #参入 #テクノロジー

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74年神奈川生まれ。子供時代に科学雑誌「Newton」を読み、宇宙飛行士を志すが落選。日米で免疫学を研究、製薬企業5年、トムソン・ロイターで5年勤務。現在は製薬会社にデータを提供する仕事。製薬関連やSci/Tech、仕事、日々の思い、社外活動などを発信。