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都庁の変革プロセスから学べること

最近、都庁が公開しているデザインやマーケティングに関係する資料が最高の素材であることを発見しました。

都政の構造改革推進チームのnoteは、これからデジタル(広くはデザイン・マーケティング)を組織に根付かせたいと考える人にとって学びの宝庫です。

中でも、こちらのユーザーテストガイドラインに関する資料は感動レベルのわかりやすさです。

東京都の取り組みには古い慣習の壊し方のヒントがあるのでは?

東京都の出している資料・情報は、単なるノウハウ資料以上の意味があると思っています。

最大の価値は、「古い組織を根っ子から変革をするプロセスを追体験できること」だと考えています。

こちらのデジタル10か条のnoteも、組織の認識を変える、組織に新しい考え方を根付かせるプロセス、ポイントがまとまっているのが素晴らしいです。

変革のために大切なのは人材定義

何より、この変革プロセスで学びたいのは東京都の人材定義です。

ヤフー出身の宮坂副知事のインタビュー記事を読むと、単なるデジタル人材ではなく、新しい価値をつくれる人材を育てる旨が書かれています。

日本で足りないのはアプリやサービスを作る側の育成。これから大学などで新たな価値を生み出す人を増やさなければ、他国が作ったサービスを消費するだけだ。人材育成はまだ間に合うと考えているが、その際には東京が応分の役割を果たすことが重要だ
日本経済新聞 IT人材育成は東京が合理的 ヤフー出身の宮坂副知事

東京都が変革プロセスの中でどんな人材定義をしているか?
は、根っこからの変革が必要な企業が人材定義を考える上で参考になると思っています。

こたらが東京都のデジタル人材確保・育成基本方針の資料。

東京都のデジタル人材定義

デジタル、デザイン、マーケティング、あらゆる必要とされていることを根付かせるためには、人材定義が鍵。

自分も小手先の施策に流されないよう、根底の人材定義にこだわって変化をつくっていきたいと思います。

こちらはマーケティング領域でやっていきたいことの意気込みツイートです。


変革のためには、外に頼ることも大切だけど、芯ある人が中にいることが大事だと思っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!