「芽」は債務にあり、か【リーマン10周年】

何といっても今回の危機局面の入口はパリバショックであり、その後ECBの政策運営には色々物言いがつきましたが、07年夏のパリバショック後の初動は迅速なものでした(その後、誤った利上げやQEの出し渋り、無意味な緩和予告などで味噌がつきましたが)。

最後の方で言及されていますが、やはり次の「芽」は世界大で見た場合のグロスで見た債務の大きさでしょう。とりわけ中国、香港、カナダそしてフランスあたりの伸びが目につきます。金利を上げている以上、これを借り入れている主体の負担が増大するのは不可避であり、結果として実体経済における消費・投資意欲を直撃しかねないと思われます。パウエルFRB議長のJH講演ではあまりその辺りへのケアはないようにも見受けられました。

ちなみにユーロ圏では既存の銀行システムを介さない与信拡大が問題視されています。いわゆるシャドーバンキング問題です。これらの全容が分からずして金融政策を正常化していることへ一抹の不安が抱かれる状況です

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35168860Q8A910C1MM8000/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?