「落ちるナイフをつかむな」「頭と尻尾はくれてやれ」ほか、投資の名言特集 ~ 一言切り抜きfrom日経#249
今年度はちょっと新しいタイプの仕事を色々とお手伝いさせていただいて、自分自身勉強になったし面白かった。
そのうちの1つがこれ。
プロジェクトの名前は暗号ぽく「104consotium」。
104=投資、である。
「20代の投資が活発にならないとこの国の未来は危ない」と発起された信託銀行各社が手を結び、非金融業界の各社にも声をかけて、
各社の20代を月に1回集めて勉強会、及び、
どうしたら20代に投資の概念を伝えることができるだろうか?と発想する会。
このコンソーシアムをどう回していくか?どんなプログラムを組むと良いか、という組み立て部分を手伝って、と誘っていただき、お手伝いしたわけだが、もちろん最初に心理的ハードルがなかったわけではない。
が、こんな誘われ方↓をしたから、やってみるかと思った次第。
「人生すべての活動が投資みたいなものです」
「お金だけじゃなくて、自分が持つ「資」産(=時間、エネルギー、人脈、スキルetc..)を未来の何かの目的に向かって「投」げるのが、投資です。」
「英語が話せるようになりたい、そのために英会話に通う。それも投資。未来のために、お金と時間を投資している、というわけです。」
「ご飯を食べるのも投資。
1日三食、たくさんの品目を食べる。これはリスクがないように、分けて、分散して色々なものを食べる、分散投資です」
こう言われちゃったら、好奇心に火がつく。でしょ?
そして1年間お手伝いしてしまった。
そのお手伝い期間、「投資」にまつわるものには、頭の中でアンテナが立っているので、ついつい目に入ってくる。
日経を読んでても、投資の記事を目が追ってしまっていた。
今日は「一言切り抜きfrom日経 投資特集」ということで、一言どころじゃなく、大放出してしまいたいと思う。
①まずは投資の名言シリーズ。
これは、面白い言葉使いのものがたくさんあって、ほんと面白い。
まずこれ。
「落ちるナイフをつかむな」誰が考えたんだろう。アメリカのトレーダーたちは、コピーライターだ。
おそらくこれは日本の格言だろう。「人の行く裏に道あり花の山」。この考え方。好き。
「頭と尻尾はくれてやれ」
そして
「卵は一つのカゴに盛るな」
言い切りが強いものが多いのと、食べ物の例えが多くて、わかりやすいのも特徴かもしれない。
過去、こういうのもそういえば、切り抜いて記事にしてたな。
そして名言といえばバフェットさんのは痺れるのが多いので、まだ読んだことない方は、ぜひ。
②こんなものまで商品化するのか〜、という記事発見。
朝食関連だけのコンピレーション投資信託?って感じでしょうか?
アメリカ人は面白いことに着目して、実現しちゃうのが、面白いなあ。
③こういうことも頭に入れといた方がいいよね、って記事。
15年くらい前、ダライラマの講演を国技館で聞いたけど、その時、
「21世紀、日本が重要な役割を果たすだろう。なぜならば、技術といった『目に見えるもの』が進んでいて、心といった『見えないもの』も大切にする、その両方が進んでいるからだ。」
なんてことを言っていたが、見えないものの方、本当は大事にしてないんじゃないかな。過去の資産で食べてるだけじゃないかな。
無形のもの。企業も企業じゃなくても、ちゃんと大切にしないと、食い潰しちゃうよね。
④「お金を使うアイデア」という言葉に出会った。
日経の9月のこの記事で
こんな言葉に出会った。
そうか。
お金の使い方も「アイデア」なんだ、と。
104consortiumでは、お金だけの投資じゃなくて、お金以外の無形の投資、その無形のリターン含めてを投資と考えて、教えてくれて、
ざっくりいうと「投資思考」を教えていただいたのだけど、
この澤上さんの話と完全に合致。それをすごくかっこよくロマン入りで書いてあるから、大事に写メで記事を撮っていた。
この機会に放出できて良かった。
上記に近いような話は、コンソーシアムのnoteにまとめてあって
これは僕が書いた回ですが、
その他、藤沢久美さんやセゾン投信の中野会長、含めた運営側のみなさんで交代でテキストにアーカイブしていたので見てみてください。
世の中で言われる「投資」の記事と違うと思います。
来年4月からも続くようなので、
ご興味ある各社の方は、ぜひ新たな20代を送っていただいて、一緒に投資=未来について勉強したいなあ。
ご興味ある会社の方はぜひ104コンソーシアムにご連絡を。
参加企業の方以外も参加できるオープンなイベントも、来年は、あるかも?しれません。