フリーランサーが人間関係のトラップを避けるには? #フリーランスの嗅覚 社交&人脈構築編
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フリーランサーが人間関係のトラップを避けるには? #フリーランスの嗅覚 社交&人脈構築編

市原えつこ(メディアアーティスト)

フリーランサーとして個人で仕事をしていくにあたって、人との繋がりは生命線というぐらいに大事なものですが、しかしこのサバンナのような広い世の中に丸腰で出ていくと思わぬ魑魅魍魎に捕まってしまう危険性もあります(たまたま出会った人がヤバい人だったり、悪意を持っていたり、とんでもないトラブルメーカーだったり……)。

会社員はそれなりに法や組織に守られていますが、特にフリーランスのクリエーターなんてものは悪意のある人間から最も食い物にしやすく、かつ守られていない存在だと思います。政府もフリーランス保護について法的な観点から整備しようとしていますが、何にせよ普段からの自衛が大事です。

以前に「#フリーランスの嗅覚 」という記事を書かせていただいたのですが、今回は人との関係性から起因するトラブルを事前に回避するために自分がフリーランス人生で気をつけているTIPSを書いてみます。
(一部、失礼な物言いになっていないか心配ですが・・・綺麗事よりなるべく生臭い事情のほうが参考になるのではということで、ご容赦いただければ)

「不特定多数の誰もが立ち入れる場」にうまみは少ない

10代20代の頃は不特定多数が参加するイベント(要は、招待制ではなく完全に誰でも出入りできるような場)にもよく出入りしていたのですが、変な人やこちらが縁を持ちたくない人とも出会ってしまいやすい気がします。あと、本当に重要な情報はオープンな場ではアナウンスされないので、なんというか、ハイリスクローリターン感……。

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信頼できる人なり組織なりが企画した会員制&招待制の会や、信頼している人のご紹介で出会うケースの方が、身元が担保されたちゃんとした人と会えて意味のある出会いになることが多いので、ここ数年はなるべくそういった場にだけ足を運ぶようになりました。特に30歳超えると、人間関係は無闇に広げるより絞って会員制にしていく方が良さげだなと。

「この人大丈夫かな」と疑念がわいたらリアルな人間関係が反映されやすいSNSをチェック

「最近知り合ったこの人、一見ちゃんとしてそうに見えるけどなんだか怪しいな……」という虫の知らせが働いた時によく調べるのがFacebook。
FacebookなどのビジネスSNSはTwitterなどの匿名でも使えるサービスと比べて、比較的リアルな人間関係や社会的資本が可視化されやすいSNSです。

フレンド数の多さの割に投稿に対するリアクションが異常に少ない人の場合、問題行動を起こして周囲から総スカンされてたり、リアルな人間関係で面倒臭がられたり厄介事を起こしていたりする常習犯なこともあります。

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Twitterとかだとある種バーチャルな人間関係に近く、また「極論を言えば言うほど支持者が集まるプラットフォーム」でもあるので、「Twitterフォロワー多いからこの人は信用できる」というのはちょっと違いそうだなと。匿名で登録できて、いわゆる信者ビジネスや詐欺にも向いてますし。経歴も、容貌も、なんでも詐称することができてしまいやすいです。

ただし若い世代だとそもそもFacebookやってる人が周りに少ないという面もあるので、30代以降の大人に適用される判断方法かもしれません。
また「ただ単にSNSが苦手な人」というケースもあるので決めつけはよくないですが、自分の野生の勘が「?」とアラート出してるケースのダブルチェック要素として便利ではあります。

(一応事例としては、パーティーで少しご挨拶した一見ちゃんとした肩書きの方のFacebookがまさにこういった周囲のリアクションが無の状態になっており、嫌な予感がしつつもご飯にお誘いいただいたので行ってみたら終始セクハラ発言連発で速攻でブロックした経験が……)

自分がうまくいってる時に都合よく近づいてくる人には要注意

大きなプレスリリースや受賞発表など、喜ばしいことが起きたときほど新規の人間関係には要注意で、「おいしいとこだけあやかりたい」「甘い汁を吸うために利用したい」と考えて上っ面をみて近づいてくる人が増えてくる現象が少なからずあります。

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なにか喜ばしいニュースがある時ほど気を引き締めないと、潜在的な敵が周りに集まってくるかもしれません。うまい話や大きな動きがあった時にだけ次々と連絡がやってくる「お前どっから湧いてきたねん」みたいな人はあまり信用しないのが吉。

逆に自分が「なんだか最近いまひとつふるわないな」「パッとしないな」という時はかえって自分にとって本当に大事な人やどんな状況でも堅実に付き合える人が可視化されるタイミングでもあるので、人間関係の見直しとメンテナンスに良い時期です。
なんなら「人生どん底」というレベルの時に支えてくれたり励ましてくれた人がいたなら、その人は確実に信頼できます。えとみほさんのこちらのnoteは金言。

また、これは闇のライフハックですが、ネット炎上した時に、石を投げる群衆に混ざってどさくさに紛れてバッシングしてくる知り合いとかはもう一生信用しなくていいと思います(犯罪行為とか、炎上した本人によほどの過失がある場合は除く)。
特にある程度の社会的立場のある人だと、炎上すると身近に潜伏している敵が一気に炙り出されてむしろ便利だったりするのでは。

▼これもあるあるでしょうね……。社会が激動の最近は人間関係が良くも悪くも炙り出されそう。

互いのためにならないなら、別に縁を切ってもいい

人は変わっていくので、「最近この人と接していると嫌な気持ちになることが多いな」「お互いの学びになる期間は終わったな」と思ったら、変に罪悪感を持たずに潔く縁を切るというか、付き合いを薄くしていっていいのではと思います。
一時期すごく濃い関係性があったとしても、人間は変わるものだし、人間関係は適切に新陳代謝させていった方が自分の成長や変化のスピードも早くなるからです。

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思えば自分も、いくら尊敬してる人だろうが、嫌いでなかろうが、「なにか違和感を感じる」「関係性がフェアじゃない」と感じたらガンガン縁切りを行ってきましたが、その後それで後悔したことってあまりなかったような……(その後、人生に新展開が現れたりと長い目で見て正解だったなと思うことが多い)。それで逃したチャンスやポジションも多いのかもしれませんが、おかげでハラスメント被害にあったり派手にメンタルをぶっ壊して再起不能になることもなかったので、まあいいかなと。

もちろん正面切って「お前とは絶交だ!!!」とか突きつけはせず、さりげなく疎遠になるようには心がけています。社交や人付き合いの優先順位をそれとなく下げて、お誘い頂いても飲み会とかに行く頻度を徐々に減らしていくとか、わざわざ近いクラスタに接近しないとか……。人間関係は白黒はっきりつけるものではなくグラデーションなので、それで充分だと思います。お互いに成長し、またご縁が濃くなることもありますし。

こちらの記事でも以前に書いた通り、フリーランスは「ご縁」や「義理仁義」が重要な働き方ではありますが、人間関係というものはなかなか難しく、思わぬところに思わぬ火種が潜んでいたりするものです。
こういった魔除けの手法を思い出しつつ、ヘルシーなお仕事生活を送って行ければと思います。

おまけ:フリーランサーの皆さんがお寄せくださった「フリーランスの嗅覚」まとめはこちら。



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市原えつこ(メディアアーティスト)

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市原えつこ(メディアアーティスト)
メディアアーティスト、妄想インベンター。弔いロボや喘ぐ大根、仮想通貨奉納祭など謎の発明品多数💡文化庁メディア芸術祭優秀賞、アルスエレクトロニカ栄誉賞、総務省異能など。 日本経済新聞COMEMOキーオピニオンリーダー http://etsuko-ichihara.com/