損保大手は令和時代の就職先としてどうか
見出し画像

損保大手は令和時代の就職先としてどうか

めがねシャチョウです。今日は、就職希望企業ランキングで上位に入ってきている損保大手は、就職先、転職先としてどうなのか?、という話をしたいと思います。

ちなみに、私が見た2021年卒の就活生が選ぶ人気企業ランキングでは、ランキングは以下のようになっていました。

1位:東京海上日動火災保険 (前年10位)
2位:損害保険ジャパン(前年103位)
3位:伊藤忠商事(前年1位)
4位:三井住友海上火災保険(前年30位)
5位:日本航空(JAL) (前年9位)
6位:全日本空輸(ANA) (前年6位)
7位:ソニー(前年12位)
8位:三菱商事(前年3位)
9位:サントリーグループ(前年4位)
10位:トヨタ自動車 (前年2位)

これを見てると不思議なんですが、昨年と比べて、損保大手が軒並み、圏外からランクインしてるんですね。

同じくランクインしている、商社であり、航空会社など、は前年から大きく変わっておりません。


東京海上日動、損保ジャパン、三井住友海上火災は、3大メガ損保と言われており、これらの企業は一般的に高給、安定と言われています。

しかし、本当にこれらの企業に入れば高給で安定なのでしょうか?

良いイメージばかりが先行して、三大メガ損保の実態などは語られていないのが事実です。

(1) 損保人気は完全なイメージ先行です。

早速、本題に入っていきますが、人気があるのはなぜでしょうか?
就職希望ランキングでこれだけ上位に来るのはなぜでしょうか?

完全なイメージ先行だとめがねシャチョウは断言します。

確かに、保険の分野は需要が一定しているため、雇用も安定しており、安心を求めて就職したいと考える人は多いでしょう。 また、業界全体の給料も高く、好条件で採用してもらいやすいことも、人気の理由のひとつとしてあります。

また、細かく見ていくと、エリア総合職は転勤、残業、休日出勤の少なさが魅力です。

なので、残業や休日出勤は極力避けたい、結婚や子育ても視野に入れて転勤の可能性は排除したい、でも雑用係は嫌、責任ある仕事をしたい。
そんな人に人気があるのです。

確かに、コロナショックを通じて世の中が劇的にかわる様子を皆さん見てきたと思います。

コロナがあったからこそ、より安定した職場を求めるのも分かりますが、100%安全な会社なんてまずありません。

また、損保にしても人気とは裏腹に、外から見たイメージと実態は違うとも聞きます。

(2) 入社後に判明した数々の理不尽な話

雇用者側も、求職者は安定を求めて入ってきている、というのを理解しています。

逆に言えば、転職する勇気もない人が多い、ということが分かっているのです。足元を見られる可能性がある、ということなんですよね。ちょっと無理難題いっても、まあ命令に従うだろう、と。

安定志向の人は、いざ入社すると極端に転職を怖がります。会社にしがみつきたくなります。

細かい話ですが、例えば、提携先の生命保険にほぼ強制的に加入された、という話も聞きますね。生命保険といっても、月額で1万円くらいになるので、新卒の初任給からすると、馬鹿にならない金額です。

残業や休日出勤、も意外と多いですし、先ほど話した生命保険への加入以外にも、営業協力もあります。逆に言えば、メリットと言えば、安定して高い給与がもらえることと福利厚生ぐらいでしょう。

(3) 体育会文化に合うかどうか

さらにマイナス面としては、令和時代になっても、いまだに体育会文化が根強く残っている、ということです。

先輩がやっていることは理屈抜きで正しい、出来なければ根性がない、給料や休日は会社から恵んでもらうもの、年寄りが正しく、年功序列万歳。

こういった考えの人が多い、ということです。

損保業界は飲み会が多い職場です。
会社によって多少の差はあるでしょうが、全体として飲み会は多いです。

特に営業部門の場合は「週2回の飲み会」だと少ないくらいで、週2回、行きたくもないつまらない飲み会があるというのは苦痛でしかないでしょう。しかも仕事で遅くまで残業させられた後に夜10時や11時から連れ出されることも日常茶飯事と言えます。

更に飲み会では、尊敬できない上司や横柄なオヤジ世代の社員などにお酌して説教される。古い人たちも多いので、女性に対しての細かいセクハラも横行しているとも聞くことがあります。

(4) スキルがつかない、潰しが効かない

これが最もお勧めしない理由なんですが、損保はスキルがつかないです。
だから、ある一定以上の年齢になると潰しがきかないので、もう転職できなくなり、会社にしがみつくしかなくなります。

損保は業界大手じゃなくても、基本、大きい会社しか参入できない事業ですので、大企業で、しかも、損保という事業の性質上、ほとんどの仕事がマニュアル化、ルーティン化されており、誰でもできるようになっています。

損保の大企業で縦割りの組織構造の中で一部の仕事をしていても、転職時に役に立つようなスキルはまず身に着きません。

営業にしても、損保は基本、間接営業なんですよね。直接営業に比べて、間接営業の採用市場でのニーズは低いです。

間接営業について補足しておくと、保険会社の社員が直接お客様に保険を販売することはなく、代理店が代わりに販売するモデルです。

保険会社の社員は何をするかというと、代理店に
「これを売りましょう!」
「この商品がおススメです!」
「この書類を取り付けてください!」などと指導・育成などを行うことになります。

保険会社の社員がお客様のところに直接いくことは少なく、代理店との同行や飛び込み営業をしない限りは、直接お客様のところにいくことはないのですが、こういう直接営業のほうが世の中からは求められるスキルだったりします。

イメージしやすい具体例で言うと、docomo・au・softbankなどの携帯会社の販売体制もそうですよね。街にたくさんの携帯ショップがありますが、その店舗の多くは販売代理店です。

なので、ショップにいる人たちは携帯会社の社員ではなく、販売代理店の社員ということになります。

めがねシャチョウの意見としては、そもそも、今人気の選択肢に回りと同じように飛びついても旨味は少ないということで、本質を見極めて将来、伸びていくような業種を選ぶべきかと思います・

以上、めがねシャチョウでした。ありがとうございました。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
スキありがとうございます!励みになります!
メガネ屋 #オーマイグラス東京 代表の清川です。10店舗と通販で売ってます。 新卒UBS証券⇒経営共創基盤⇒MBA留学後(スタンフォード大学)、2011年にオーマイグラス東京創業。 #メガネ #眼鏡 #D2C #起業 #海外留学 #英語学習 #オムニチャネル #小売 #MBA