必ずしも悪いわけではない失業率の上昇
3月の完全失業率は前月から0.2ポイント上昇しましたが、これは良い失業率の上昇といえるでしょう。
というのも、労働参加率の上昇に伴って失業率が上昇しているからです。
失業率の内訳を見れば、就業者が前月から18万人増える一方で、非労働力人口が同32万人増えることで、失業者数が同14万人増えていることがわかります。
また、記事中にもあるとおり、失業者数の増加も、自発的な離職が16万人増えている一方で、非自発的な離職は逆に1万人減ってます。
このように、失業率の上昇が良いか悪いかは、内訳を見ないと判断できないということです。