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あなたが プロの仕事人(冴羽 獠)ならば、 #オフィスは必要ですか という問いの回答はたった1つである。

(このnoteを読む時には、こちらの音楽をポチッとして再生しながら読み進めてください。)

アスファルト タイヤを切りつけながら 暗闇走りぬける
チープなスリルに身をまかせても 明日におびえていたよ

ちょっと前に「Get Wild退勤」というワードが話題になっていた。

様々なネットメディアでも話題に。

* 過去には、日経では、『Get Wild』についてこんな記事はありましたが。

『シティーハンター』は、サンライズの制作の方がエンディングに強いこだわりを持っていたらしくて、劇画や実写のようにテロップが長く流れるエンディングを作ってみたいと相談されました。『Get Wild』のオリジナルアレンジは、出だしが小さい鍵盤音で始まるんですが、そこが何秒間か本編にかぶってほしい、それでドン! と音楽が始まるところでパッとエンディングに入りたいと。一緒にミーティングをして、そこで考えながら作っていった曲でした。エンディングも含めて『シティーハンター』なんだというこだわりをみんなが持っていましたね。(上記記事より抜粋)

前置きが長くなったが、日本人の多くは、所属する企業(会社)から給与(サラリー)をいただく職業(プロ)である。このnoteを読んでいる給与所得者の方々は、プロとしての意識は、あるであろうか。

冒頭、タイトルに記載した「冴羽 獠(さえば りょう)」とは、漫画(アニメ)「シティハンター」の主人公である。本作を知らない方は・・・と説明しようとしたが、そもそも興味が無い方は、ここまで読み進めていないであろうから、割愛します。

冴羽 獠は、「プロ」である。

上記リンク先プロフィールにあるように、冴羽 獠は「プロ」である。(殺し屋ですけど。)仕事には妥協がなく、一分の隙もない。完璧にミッションを完遂する。仕事人としては、究極の存在である。

職種が「殺し屋」でなければ、仲間にしたい存在である。

しかし、プロフェッショナルにも休息は必要である。

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(この挿絵が何をイメージしてるかは、察してください。)

我々のような給与所得者の多くは、こちらの法律に則って就業をしています。

労働基準法では、労働時間は原則として1日8時間・1週40時間以内とされています(労働基準法第32条1項、2項)これを「法定労働時間」といいます。そして、休日は原則として、毎週少なくとも1回(または4週間を通じ4日以上)は与えられることになっています(労働基準法第35条1項、2項)。これを「法定休日」といいます。

昨今は、テレワークの推進が進む中、就業規則、運用経費、労働時間などの諸問題も顕在化してきている。

過去のCOMEMOでも、多くオピニオンが展開されてきた点だ。

今回は、「 #オフィスは必要ですか 」という問いである。

冒頭の「Get Wild退勤」は、ネタでもなんでもなく、この「#オフィスは必要ですか」という投げかけに対する私なりの回答が埋め込まれいる。

従来まで=在宅勤務という働き方が一般化するまでは(現時点が本当に一般化しているかどうかは置いておいて)、多くのサラリーマンのオンとオフは、「オフィスの出退勤」で切り替えを行っていた。

勤務打刻における勤怠管理、という庶務的・数値的・制度的切り分けもありつつ、オフィスという物理空間としての切り分けにより、「仕事モード」と「オフモード」をマインドを切り分けていたことが大きいと感じている。

プロが、スイッチを入れる瞬間と、オフモードになる切り替え。

これこそが、「Get Wild退勤」ツイートに多くの共感を生んだ「コア・インサイト」であると思っている。

在宅ワークでは「Get Wild退勤」できないのである。

背後の建物を脳内爆破できないのである。(自宅だから。)

オンとオフの切り分けが困難なのである。

かつての、プロのサラリーマンは「Get Wild退勤」することで、自らのプロフェッショナル性を維持していた。

ひとりでは解けない愛のパズルを抱いて、この街でやさしさに甘えず、君だけが守れるものがどこかに、ひとりでも 傷ついた夢をとりもどすのである。(上記内容が支離滅裂なのは、Get Wildの歌詞引用だからであるからである。)

リモート中心になったプロのサラリーマンたちは、どのようにして、オンとオフを切り替えているのであろうか。

ちなみに私の場合は、「一杯のコーヒー」である。

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私は、もともとコーヒーを飲む習慣がある。

こちらのオフィス内カフェで、仕事始めの一杯や、ランチ後のリスタートなどのタイミングでコーヒーを飲んでいる。

リモートワークでは、長く愛用しているコーヒーマシンで。

しかし、この半年間、リモートとオフィス出社をハイブリッドな働き方をしているが、やはり、「1日のスタート」は、オフィスでのコーヒーの方が、スイッチが入りやすい。そして、退勤にあたっては、「なんとなく終業」よりも、オフィスからの「Get Wild退勤」をした方が、スッキリする。

なぜなら、私は、冴羽獠と同じく、プロ(のサラリーマン)だから。

プロがプロの仕事をするには、五感を通じた切り替えが必要だと思っている。

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ちなみに、このあたりで、冒頭に再生をポチった「Get Wild」は、2番サビを迎えている頃であろうか。

安心してください。

Get Wildは、終わらないのです。

こちら↑、2017年に発売されたアルバムなのですが、

CD4枚組、4 時間 21 分。36曲、全曲「Get Wild」なのである。しかも全曲アレンジが異なる。神アルバムである。

このアルバムがあれば、半永久的に異なった気分の「Get Wild退勤」できるのである。

ただし、前述のとおり、オフィスに出勤しなければ「Get Wild退勤」はできないのである。

よって、プロサラリーマンにとっては、「  #オフィスは必要ですか   」と聞かれたら、「Get Wild退勤するために、オフィスは必要です 」なのである。

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ちなみに最後に余談を2つ。

上記アルバムには、こんな伝説(オチ)もある。

プロでも、曲の違いに気が付かなかったのである(苦笑)。

そして、最後の余談は、上記アルバムで、お気に入りのGet Wildが見つからなかった場合は、私の所属するバンドの演奏するGet Wildをご利用ください。コロナ禍直前に録音された貴重な音源である。(初回練習合わせなので、とても荒い(Wild )ですが笑)


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