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世の中の人間関係には、GIVE (人に与える)とTAKE (人から受け取る)の2種類の行為があります。

最初に言い切ってしまうと、もし組織内で昇進していきたい、活躍していきたい、としたら、GIVE & GIVE & GIVE & TAKEくらいで人、会社、に与え続ける精神でないと、基本的にキャリアはうまく回っていきません。(まあ、組織内に関わらず人生全般そうだと思ってます。)


意外とこの考え方は、組織内の色々なことを理解するのにも役立ちます。

これがずれていると、頑張っているのに、評価されない、だとか、なんか空回りすることが多くなります。

以下、例です。

(1) 給与をもらうから働く (TAKE) vs 〇働くから給与をもらえる (GIVE)

働くから給与をもらえる、というのが当たり前の話なのに、根本的に、お金をもらうから、働く、と順序を間違えている人が世の中には多いです。

(2) ポストを与えられるから頑張る (TAKE) vs 頑張って結果を出すから、ポストを与えれる (GIVE)

これもごくごく当たり前の話ですが、こういう考え方の人は実際にいます。結果を出さないとポストや待遇なんて得られるはずなんてないのに、それが逆になってる人もいるんじゃないでしょうか。

(3) 信用して任せてくれるから頑張れる (TAKE) vs 結果を出すから、信用してくれる、信用するから信用してくれる、だから任せてもらえる (GIVE)

これも会社経営しててもすごい当たり前の話で、結果、実績があるからこそ、権限、裁量も増えていくのだと思っています。

(4) 会社、上司が研修してくれない、教えてくれない(TAKE)。

例えば、ベンチャーで研修制度が整備されていない会社だと、上司もある程度、ボランティア精神で、こいつ頑張ってるから教えてやろう、ということもあるかと思います。仕事を一生懸命して上司に貢献するから、じゃあ、教えてくれる、というようなこともあるんじゃないでしょうか。

世の中の多くのことで、自分がもし欲していることがあるなら、まず自分から動かないと、うまくいきません。感覚値的には、Give & Give & Take で、Give対Takeが3対1くらいのバランスじゃないとまず人生うまく回っていきません。

特にベンチャーの社内でいつも不満を抱えている人がいたら一旦考えを変えて頑張ってみてください。

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