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日経電子版で「春日井製菓」と検索すると2件しかヒットしない。 でも、SNSで #おかしなサマースクールin愛知 と検索すると?

このnoteは、夏な気分なので、こちらを再生ポチして聞きながらどうぞ。

一般的に流通小売業にとっては、2月・8月の二八(にっぱち)は、「閑散期」と言われる。事業者にもよるが、年間で一番売上高の低い月となる。いずれも、1月は初売り、7月の夏バーゲン後。セール後の月となり、消費が落ち込む月となる。それ故に、各事業者は、様々な販促施策を仕掛け、集客を図ろうをする。
一方、生活者視点だと、「新生活前準備」、「夏休み」と、何かと行動・消費モチベーションはありそうなものだが。実際はそうでもない。

8月、おかしな企画がやってくる。

そんな8月。本noteタイトルの企業「春日井製菓」さんが中心に仕掛ける「おかしな」企画である。以降のnoteはちょっと長くなるので、こちらのPeatixをフォローしてもらったり、気になる企画を申し込んでから読んでほしい。まだ冒頭に再生スタートした渡辺美里の「夏が来た!」は終わらないのでご安心を。

昨年95周年を迎えた名古屋生まれの春日井製菓が、 「大好きな愛知を面白く盛り上げよう!」と様々な会社に声を掛け、 8月に12社で初開催した学びのイベント 「おかしなサマースクール in 愛知」。
参加者の「面白かった!」 「来年も期待してるよ!」の声が嬉しくて、面白い人たちに出会うたびに 「夏に愛知で面白いことしませんか?」と 声を掛けたところ、2回目となる今年2024年の参加企業数は、 なんと29社に!業種も社風もバラバラだけど、 仕事をもっと面白くしたい! 自分の会社をもっと知ってほしい!愛知をもっと盛り上げたい! という想いはみんな同じ。
今年も各社自慢のモノやヒト、 場所やアイデアを出し合い、 愛知の子どもと大人たちに向けて、一緒に学び、一緒に笑う 「第2回おかしなサマースクール in 愛知」を開催します。
思い出に残るちょっぴりおかしな夏を、 私たちとご一緒しませんか?

「おかしなサマースクールin愛知」サイトより

春日井製菓って?

「春日井製菓」と聞いて、ピンと来るのは、一部の製菓メーカーやその周辺企業の方々であろう。(商品名だと、「キシリクリスタル」「つぶグミ」「グリーン豆」で、馴染みがあるかと。)日経新聞電子版で社名を検索すると、この数年だと、2件しかヒットしなかった。

これは、同社のマーケティングや広報戦略を非難しているわけではない。経済専門誌に載らなくても、市場(問屋・店舗のお菓子売り場・お客様)から支持されていれば、ビジネスは継続し、成長していくのである。
この数年の同社で、会社のファンを増やすためにさまざまな面白い実験をしている「おかしな実験室」をリードしているのが、原 智彦さんである。

彼の音頭のもとに、社員が、その友人が、ファンが、輪を創り、コミュニティを形成し、商品を、会社の魅力を発見し、発信していく仕組みである。「彼の音頭」と書いたが、僕が推測するに、おそらく、原さんは、中途入社して「小さなきっかけ」しか作っていないのだと思う。よく界隈で言われるのは、「中途で敏腕マーケターが入社して、破天荒で、前例否定な取り組みから自身の実績を残そうするケースが、あるとか、ないとか..」みたいな噂を聞くが、彼の場合は、そうではないんだろうな、と上記の取材記事からも感じる。

原さんは「きっかけ」を作っているだけである。

実際、そう感じているのは、この数ヶ月彼と近い位置でコミュニケーションをとってきたから、そう感じる。
今回、「おかしなサマースクールin愛知」に弊社も、関与させてもらいっている。名古屋の店舗はグループの中でも旗艦店であり、かつ「コミュニティ」というアプローチに可能性を感じているからである。

原さんとの出会いは、昨年、僕がとあるコミュニティイベントに参加したことである。

この御縁は、そもそもは、 #CMC_meetup まで遡ったり、そして、このあと、 #みしま1dwt で、まゆさんと知り合ったことであったり、と。様々な、「信じられる人」を介しての輪から、つながっている。

んで、本件。話を聞けば聞くほど、原さんは、「きっかけ」の種を蒔いているだけで、あとは、周囲の関与する人々が、自身の役割やミッションを自己理解し、推進していくのである。これは、同社内の組織「おかしな実験室」もそうだと思うし、今回の29社の企業群もそうである。
今回、本当に業種業界も超えた、多種多様な企業が参画しているのだが、同じ1つの実現したいこと、「大好きな愛知を面白く盛り上げよう!」のスローガンの下に集い、本気を出しているのである。普段企業名を目にしないようなB2B企業から、おなじみの食品メーカーまで。オトナが本気になって、夏を、愛知を、熱くしようとしている。(気温という意味ではなく)

その、生の迫力は、日経新聞ではなく、SNS #おかしなサマースクールin愛知 でリアルタイムに追えるのでぜひチェックを。

莫大な広告宣伝費を使わなくても、フォロワー数の多いインフルエンサーを起用しなくても、高価なコミュニティ運用プラットフォームツールを使わなくても、「届けたい人に、適切に情報を届けること」や「コミュニティマーケティングを実践すること」は、実現可能なのである。

あ、でも、パブリシティは欲しいので、これを読んだメディア関係者やマーケティング関係者の方、ご取材、お待ちしておりますwww 
日経新聞 名古屋支社の記者の方〜〜〜!
|ω・`)チラ


最後に余談。
今回、「おかしなサマースクール」のタイトルを見ていて、僕が2018年当時、勤めていた飲料メーカーでのnoteの企画を思い出した。

当時、とある紅茶ブランドのUGC企画として #紅茶のある風景 というのを仕込んでいたのですが、当時で500件ほど投稿があつまり、さらに、今見たら累計1,200件に達しそうになっていた。さらに驚くのは、今週でもこのタグの投稿があることである。

当時、僕は、こんなnoteを書いていた。

競合他社さんからの投稿も期待しています。
紅茶花伝さん、リプトンさん、Tea's Teaさん、スタバさん。
皆様の紅茶のある風景を、企業視点でも、生活者視点でも、アウトプットしてください。
なぜなら、11/1は紅茶の日だから

上記noteより

お菓子で、美味しい時間を過ごすのも、楽しい夏休みを過ごすのも、みんなと過ごしてこそ、のものだから、1企業だけでは、創造しえない。コミュニティの輪を通じていこ。

冒頭に再生ポチした「夏が来た!」はそろそろ終わりかな?まだ終わってないかも?

では、8月、こちらの会でお会いして、続きを一緒に歌いましょう〜

本当の夏が来た!

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