スマートスピーカーと20分程度の会話が可能になる日

音声アシスタントに関してのニュースはしばらくは毎日掲載されそうですね。

本日の翻訳記事(ベンチャービート)はアレクサは筒型のエコーだけではなく、日本版対応がされてない画像スクリーン付の『エコー・ショー』、『エコー・スポット』、そしてアレクサを搭載した『ファイアTV』があることを思い出させてくれます。

ただし、『AIを使って音声で端末を操作する「ボイスコンピューティング」のせいで、マウスを使って図形で操作する「グラフィック・ユーザー・インターフェース(GUI)」が時代遅れになることはない』とのこと。まだどのような使用方法があるのか模索段階という気がします。

記事の中ではアレクサにペットや家族の一員のように話しかけている点について言及、アレクサの会話能力が高まれば、人間の孤独をいやしてくれる可能性があることが指摘されています。iPhoneが登場した時にこれは何に使えるんだ、といろいろな会話がされたことが思い出されます。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23244460Y7A101C1000000/

別の記事(Yahoo Finance)によると、「アレクサ・エンジン」部門のバイスプレジデント、アル・リンゼー氏が『いつかは20分程度の会話をすることが可能になる』と発言したことを取り上げています。

https://finance.yahoo.com/news/amazons-alexa-chief-wants-20-minute-conversations-alexa-one-day-200505319.html

現在はドイツやインドなどで5,000人の従業員がエコーの開発に関わっていて、その他にも開発キットを開放して世界中の外部エンジニアが新たな技術開発に従事、更には「アレクサ・プライズ」と称して250万ドルの賞金を提供、世界中の学生からの新しいアイデイアも募っています。今年の3月には1億ドル規模のアレクサ・ファンドが設立されていることでますますイノベーションが加速していきそうな様子です。

今年の1月に開催されたCESでは現在米国のスマートスピーカーの76%のシェアを持つアレクサ関連のプロダクトが話題になってましたが来年の1月のCESではどのようなプロダクトがリリースされることになるのか、とても気になりますね。

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