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北陸新幹線延伸で賑わう福井 カニだけじゃない魅力とは

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

北陸新幹線ができて、より気軽に北陸に出向くことができるようになりました。金沢が代表的ですが、江戸時代には加賀百万石と言われる日本最大の藩として繁栄していました。それもあって現在でも歴史的史跡が多く残り、また伝統工芸などの文化が色濃く保たれています。

JR西日本金沢支社は19日、お盆期間(9〜18日)の管内の利用状況を発表した。北陸新幹線(上越妙高―糸魚川間)の利用者数は前年同期間比で26%増の39万7000人となった。1日当たりの平均利用者数(3万9700人)は2015年の北陸新幹線金沢開業以来、最高の数値だった。3月の敦賀までの延伸や、好天が多かったのが寄与した。
(筆者略)
北陸の観光地は多くの人出でにぎわった。無料開園を実施していた兼六園では14〜16日の入園者数が23%増の3万5500人にのぼった。金沢城公園でも同期間中の入園者が2万3700人と27%増となった。

日経電子版

これまでは金沢に脚光が当たることが多かったですが、最近では富山や福井にも足を伸ばす方々も増えてきました。富山は岩瀬エリアにディスティネーションとなるレストランや酒蔵などを集中させることで魅力を増していますし、L'évo のような海外ゲストにも人気のレストランがあります。

福井もカニは言うまでもなく、恐竜などの既存の観光資源が北陸新幹線の延伸効果で人を集めています。

福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)の入館者数が急増している。2023年7月のリニューアルオープンから1年間で年度ベースの過去最高(18年度の93万8300人)を大幅に上回る118万人が訪れた。24年3月に北陸新幹線が延伸して初めての夏休みシーズンも連日多くの観光客でにぎわう。好調な集客の背景や今後の目標、取り組みなどを谷川由美子館長に聞いた。

――リニューアル後の入館者動向をどう評価していますか。

「リニューアル前に年度ベースで届かなかった節目の100万人を1年目で突破した。休館に踏み切って常設展を見応えのある内容に刷新し、発掘ができない冬季でも楽しめる研究体験を取り入れたことなどが好調な集客につながっている。北陸新幹線の延伸を控えて福井県全体で取り組んだ誘客キャンペーンや主要メディアでの露出増加も大きく寄与した」

「お盆休みの8月10日から18日までの9日間には前年同時期に比べ約1割増の10万5000人余りが訪れた。昨年のリニューアル効果をしのぐ人気で、6日間で入館チケットが完売となった。北米大陸の実物化石などを展示した特別展が人気だ」

日経電子版

恐竜博物館は何度か訪れていますが、スケール・展示内容ともに充実しており大人でも楽しめる内容です。また、私のお気に入りは、なんといっても永平寺です。冬の雪深いときに訪れると、凛とした空気感と共に身が引き締まる思いがします。

そして、冬はカニが外せません。まだ伺えてませんが、いつか訪れたいと夢見ている「望洋楼」や、三国にある「川㐂」(かわき)もフーディー憧れのスポットと言えるでしょう。

望洋楼は東京・青山にも支店がありますので、福井の料理を手軽に堪能するにはもってこいです。ランチもありますので、お近くの方はぜひ一度お試しいただければと思います。個人的おすすめは「三国湊 甘海老てんこ盛り丼」です。

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タイトル画像提供:ds_f / PIXTA(ピクスタ)


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