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学校現場とデジタルネイティブの学び

この度、日経COMEMOさんからお声掛けいただき、キーオピニオンリーダーとして中高の教育現場のこと、教育現場におけるテクノロジー可能性や英語教育についても発信していくことになりました!(嬉しい!)

と、言ってもこちらのnoteには以前からコツコツ書き溜めているiPadを使った英語の授業作りのノウハウをまとめたマガジンがあります。(お陰様で総ビュー数3万回を突破しました!)
それとはまた別のコラムとして教育現場のあれこれをいろんな角度から発信できたらいいなと思っています。

変化し続ける学校現場

最近はもっぱら中高生に授業をする傍ら、学校としてどう戦略的にICT機器を活用していくか考えたり、予算を組んだり、より良い授業作りについて研修をしてみたり教員個人としての仕事だけではなく学校全体のマネジメントをする機会も増えました。

様々な機材やサービスの営業を担当している方々など、めったに学校現場に足を運ばない方ほど私が勤務している中学校、高校に来られると最近では開口一番まず教室での学びの変化に驚かれます。
ひとり一台のiPad、グループワークが中心の授業、すべての教室の黒板にあるのは大画面の映像をキレイに映せるプロジェクター、、、、、
未来の教室とはこういうことを言うのか。と感じられる方も少なくありません。

最近では文部科学省含め国をあげて未来を生きる子ども達について、「理系人材」「デジタル人材」の育成に乗り出し始めています。とりわけ女子の学ぶ環境整備は近々の大きな課題です。

デジタルネイティブ世代の学び

子ども達のデジタル学習環境を整備する際、「どんなPCを何台入れるのか」「どんな機能を活用しなければならないのか」などデバイスを買い揃える予算・スペックや、その機器を使ってとりあえず何ができるかなど目先の目的や目標に重きが置かれがちです。が、個人的には「子ども達がまだ見ぬどんなものを産み出してくれるのか」という私たち大人が想像もつかない未知への挑戦に耐えうる環境整備(もしくはデザイン)が一番大事だと思っています。

デジタルネイティブの中高生にとって、テクノロジーを活用しながら効率よく学んだり、自分の思い描く未来へ自走する方法を子ども達自身が見つけることが一番の学びであるはず。

大切なのは、そうした子ども達の思いをしっかり受け止め、後押しし、育んでいくような授業や教育を大人(教師)が展開できるかどうか。

明日はどんな授業をしようかな。
一教師としてやってみたい取り組みや授業についてまた考えなきゃなと、コラムを書きながらワクワクする気持ちがふつふつと湧いてきました。

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