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優秀な人材は、安定に疲れ、変化量の大きい会社に流れている

こんにちは。
リデザインワーク代表の林です。

最近自分の周りの優秀な人材が、安定に疲れ、会社の変化の無さに疲れて、変化量を求めて転職をしているケースが相次いでいます
具体的な声を紹介します。

・何年も会社の変革に心血を注いできたが、結局会社は危機感が無く、
 改革をすると口では言うが、全く変わらないので、本当に変わり続ける
 会社に転職することにした


・新しいことを提案しても、ずっとこのやり方だから。と言われ、
 なぜ従来のやり方がベストなのか、新しいやり方と比較した真剣な検討や
 議論もなく、従来のやり方を踏襲している。
 新しいことに取り組む姿勢がない会社では、自分の成長もないので、挑戦
 できる環境に転職することにした

変化の激しい時代に、優秀な人材ほど、会社や事業の課題に向き合い、挑戦や変化すべきテーマを会社に自主的に投げかけています。そんな中、結局危機感が無い、変化できない会社に疲れて、挑戦できる環境に身を転じています。

実際に、人手不足とも相まって、転職環境はとても良い状態が続いており、転職者の35%が賃金増になる時代になっています。まして、会社の変革や挑戦を仕掛けていたような人材であればなおさら、他社からの評価も高く、賃金が上昇する確率は高いと思います。

実際に、中長期戦略をきれいに描いても、実行されない会社が増えてきている実感もあります。なぜ描いても実行に移せないのか?については以前にnoteも書かせていただきました。

変化を恐れた安定した経営の延長では、会社の成長や未来はないですし、
未来の経営を担う優秀な人材から会社を去って行ってしまいます。

また、優秀な人材が、変化の大きい業界や、マーケットに飛び込んで、変革を主導することは本人の成長や、やりがいにとっても、日本全体の産業構造の転換においてもとても重要だと思います。

生き残る種というのは、最も強いものでも、最も知性があるものでもなく、変化に対応できものである。

この言葉にあらためて立ち返り、企業は変化対応に本気で取り組むとともに、優秀な人材は、変化対応できない会社を出て、自ら社会変化を起こせる挑戦をしていくことはどんどん加速していくと思います。

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経営戦略、人事戦略、働き方について、自身の経験を通じて得た気づきや学びを書いていきます。フォローしてもらえると喜びます! リクルートにて営業→経営企画室長→広報ブランド推進室長→働き方変革推進室長→リデザインワークを創業+ベーシック取締役COO+情報イノベーション大学客員教授