『The Four』(AGFA)著者が指摘するテックトレンドの潮目の変化

AGFA(アップル、グーグル、フェイスブック、アップル)の4社のビジネス、影響力などについて綴った書籍の著者のスコット・ギャラウェイ、ニューヨーク大教授の指摘が分かりやすく未来予測的だったので気になるフレーズを5つ抜き出してみました。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/book/15/101989/110600030/

【1】2015年と2016年で最もイノベーティブなハードウェアはアップルウォッチではなくアマゾンのエコー(家庭用音声AIスピーカー分野で米国内のシェアが7割)だ。【2】広告事業を手がけるアマゾン・メディア・グループはフェイスブックやグーグルよりも速いペースで成長している。現在、メディア・グループの広告収入は約15億ドルでスナップ(旧スナップチャット)の3倍だ。あと2~3年でツイッターよりも大きくなるだろう。【3】アマゾンはオリジナルコンテンツの作成に45億円を投じている。ネットフリックスの60億ドルに次ぐ規模だ。ケーブルテレビ会社とそのコンテンツを買えば、さらに成長は加速する。配送網の強化のための買収に動く可能性もある。【4】[Q]次のヒューマン・マシン・インターフェースは音声で決まり?] [A]ギャロウェイ:断言できる。2020年までにあらゆるコンピューティングの3分の1がスクリーンを必要としなくなるはずだ。【5】「2017年がどういう年だったか」ということを振り返ると、一番の変化はテック企業に対するセンチメントの変化だ。われわれはスティーブ・ジョブズやイーロン・マスク、マーク・ザッカーバーグ、ジェフ・ベゾスをキリストのようにみなしてきたが、彼らを英雄視する風潮は変わりつつある。

これらのトレンドを前にしてどのようなシナリオをそれぞれの立場で築くことができることができるか、ということが今まで以上に大切になってきているような気がします。 「アマゾン・エフェクト」も注意しながら読んでみたいと思います。 『The Four』の邦訳版も期待。

個人的には音声AIスピーカーの活用に興味津々です。

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