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初体験が早いと、不幸になりやすい?

世の中には、いろんな調査があります。コンドームを製造・販売をする相模ゴムが2013年に実施した調査では、初体験年齢の都道府県ランキングがありました。

ご覧の通り、初体験が一番早いのは沖縄です。沖縄は、離婚率やシングルマザー率も高いので、この結果にき納得しますが、2位の青森は意外でした。そして初体験が早いランキング堂々の最下位はやっぱり茨城。いろんな県ランキングで、ことこどく最下位を獲得する茨城県ですが、ある意味すごいことだと思います(茨城をdisっているわけではありません)。 

© 相模ゴム

ところで、『全47都道府県幸福度ランキング2018年版』というのがありまして、その初体験と幸福度について相関を調べたところ、奇妙な一致をみました。

初体験早いベスト3の県は、幸福度最下位の県と完全一致。逆に、初体験が遅い3県は、富山5位、茨城11位、山口19位と、幸福度は高い。初体験が早いということは不幸だということでしょうか。興味深い現象です。

今回、その理由までは検証しません。相関があるからといって、そこに因果があるとは言えませんから。「初体験が早いと不幸になりやすい」からといって「初体験が遅いと幸福になれる」わけではございません。

むしろ気になるのは、どんなランキングでも常に40位以下に鎮座する茨城県が、なぜか上位にあるこのランキングの計算方法が気になります(繰り返しますが、茨城をdisっているつもりはありません)。

この初体験ランキングの年齢を見て、みんな「19歳や20歳で体験している」と、焦る未体験者もいるかもしれませんが、安心してください。18~34歳の平均では、男は6割に達していないし、女も5割しか体験していません。しかも30年前からそんなものです。早い人が早いだけであって、「何歳で経験したか」なんてことはたいした問題ではないのです。そもそも、男の体験率に関しても、見栄をはって盛っている可能性が大いにあります。

© 荒川和久 無断転載禁止

ちなみに、そもそも恋愛能力のあるのは、昔も今も男女とも3割しかいません。「恋愛強者3割の法則」と言います。詳しくはこちらの過去記事をご覧ください。

https://comemo.io/entries/5975

長年の会社勤めを辞めて、文筆家として独立しました。これからは、皆さまの支援が直接生活費になります。なにとぞサポートいただけると大変助かります。よろしくお願いします。