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長期金利とは何? 円を売ってドルを買うとは?〜自分を守りたかったら数学に強くなれ!生き延びたかったら数学を勉強しろ!

僕にしては珍しく、こんな本を買いました。

ロングセラーの前作、『小学校6年分の算数が教えられるほどよくわかる』に続く第2弾!“中学校3年分の数学”ではボリュームも内容も大幅にパワーアップしています。前作同様、すっきりと読みやすい文章、「なぜ?」「どうして?」と疑問が浮かんではその都度きちんと解説していく展開は、誰もが安心して読み進めることができます。今作ではそれに加えて数学の歴史にも随所で触れられており、数学がどのような人によってどのように発展してきたのかを知ることができます。「なんとなく」の理解から「人に教えられる」ほどの本当の意味での理解へ。中学生が読んでも大人が読んでも役に立つ、実用と深みを兼ね備えた渾身の一冊です。

なぜアラフォーのただのサラリーマンが、いまさら?

数学、好きですか?得意ですか?

僕は神童と呼ばれた頃(高校受験期)までは、数学、好きで、得意でした。しかし、高校以降、数Ⅰ・Aからまったくダメになりました。(あるある。)

上記に紹介した本は「大人の学びなおし」をコンセプトにしたベレ出版さんから出版されています。そのコンセプトの策略にまんまとハマりました(笑)。昨日から読み始めていますが、懐かしさ、ノスタルジアを感じながら読んでいます。上の子が今年中2なので、ある日突然質問をされても答えられるようにこっそり準備、という裏目的もあります(笑)。

そもそものきっかけは、(セール中だった)マンガ「ドラゴン桜2」を読んだこと、また、本書を以前から書店店頭で表紙を見かけて気になってた、などがあります。

(当然、東大に行く予定はありません。)

その中で動かされたのはこちら。

東大を目指す学生が算数・数学の重要さを理解するくだり

東大合格を目指す高校3年生が、主人公の先生から「小学校2年の算数からやり直し」を命じられます。また、別のくだりでは、学校の先生たちが、経済用語について問われるシーン。

これ、自分だったら、どうか、と。

新指導要領では中学数学で「データ」を扱う

冒頭の書籍に戻ります。この本を手にとり知ったことなのですが、最後の章、「データ」の項です。

新指導要領に対応した増補改訂版です。データに関する章を新設し、既存のすべての章に新項目を加え、大幅にパワーアップしました。

度数分布表、累積度数、四分位範囲、箱ひげ図。どれもなんとなく聞いた記憶はありつつ、ちゃんと説明ができるか、微妙な言葉です(笑)。統計や解説を業務にされている方にとっては、当たり前の概念かも、ですが、数字をつくる、というより、アウトプットの結果だけにふれる機会のほうが多い僕のような職種では、あらためて概念理解をする機会は稀有かもしれません。

とはいえ、世に溢れる、マーケティング会社・企業らが発表する統計・結果に疑問を持たないことは、リスクともなり、自らの力量も試される時代です。(あ、当然、世の中のほとんどはきちんとした調査・統計ですです。)

統計の妥当性、サンプルn数なんてのは、界隈でもよく突っ込まれますが、それ以外にも調査設計・前提部分、設問形式、そして、調査結果をリリースした時のタイトル付け次第で印象操作などできてしまいますんで、操作されないような基礎体力を、という意味です。

これにあたっては、ドラゴン桜にある通り「国語のチカラ」も不可欠です。コンテンツ・コンテキストを理解することは、文字通りの基礎体力です。

昨年同様のStay HomeなGW。基礎体力を高める期間にしてみてはいかがでしょうか?

ちなみに「長期金利」や「円・ドル」の回答はこちらから。でも、これ読んだだけでは、わからないと思います。=人に教えられるレベルにはなってない。これには、ドラゴン桜風に解決するなら、TwitterやYouTubeでのアウトプットをしていくこと!このnoteの読者なら、noteでのアウトプットを!

*おまけ*

マンガ引用の公式なツールです。こちらご参考に。

Kindleで1〜14巻が各1円です。また、同じ作者の「インベスターZ」もおすすめです。

マンガや本が苦手、という方は教育系YouTuberもおすすめ。



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