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不確実な時代だからこそ、基礎に立ち返る必要があるはず

2020年もあと1ヶ月。2021年に向けてここ1ヶ月はプランニング作成に追われています。昨年の今頃はこんな事態は想像できていなかったし(世界中の人がそうだと思いますが・・)、来年についてもなかなか具体的に想像しづらいですが、あらゆるシナリオを想定して計画を作っています。

2020年、年初に予定していた通りに実行できたことの一つが「3 Year Anniversary Book Project」でした。3周年、と言う”時期”だけは動かせないですよね・・。7月に作った日本語版に続き、チームのみんなが頑張って英語版を完成させました。単なる翻訳ではなく再度編集し直して、やっと全世界のメンバーにも届けることができました!(長いプロジェクトだった・・)

そして動かせない”時期”が来年はもう一つ。at Will Work の5周年、つまり最終年です。

at Will Work は設立の時から"5年限定”のプロジェクトであると言うことを決めていました。at Will Work を設立した2016年当時はまだ”働き方改革”と言う言葉はなく、”一億総活躍”の話をしていた時期。2016年9月に働き方実現会議が設置され、2017年になって経済三団体の祝賀会で、「働き方改革、断行の年に」 と当時安倍元首相が話していた・・そんな年でした。長く継続させるのではなく、5年間という限られた期間でどれだけ変化を促せるかにコミットするというのが期間を区切った理由です。来年はいよいよ最終の5年目。2月のカンファレンスに向けて準備を進めています。

さてPlug and Play Japanは3年、at Will Workは5年ですが、日本企業が世界の中でも存続年数が長いことは知られていますが、最新の調査でも100年企業が多いのは日本で3万社以上で、全体の40%以上を占めているとのこと。at Will Work の2019年のカンファレンスでも500年以上続く虎屋の黒川社長から「500年続く企業が変えたこと、続けていること」についてお話しいただきましたが、先日は三菱グループが150周年を迎えたとのこと。そしてこんな連載が公開されていました。

Plug and Play でも新しい企業パートナーの参画時に各社の歴史を調べるのですが、企業が歩んできた歴史、そしてそれがどう現在につながっているのかを知るのはとてもいい学びになります。同時に、いわゆるMission/Vision/Valueは数百年前からあり、当時の創業者たちの高い志や想いをそこに垣間見ることができます。

この特集のトップの写真は、第四代社長岩崎小彌太により、1930年代に制定された「三綱領(さんこうりょう)」です。

所期奉公=期するところは社会への貢献
処事光明=フェアープレイに徹する
立業貿易=グローバルな視野で

スタートアップの皆さんともMission/Vision/Valueの話をよくしますが、海外の企業をお手本にするケースがありますが、意外と日本企業の”始まり”を見てみる、というのをお勧めしています。

「全ての企業はスタートアップだった」というのをPlug and Playのメンバーともよく話しますが、綱領やMission/Vision/Valueはその企業の原点や、哲学、そして想いを表すものです。そしてそれは会社の基礎でもあり、基礎は揺るがない”立ち返る所”でもあります。

2020年に続き、2021年もまだまだ不確実なことが多い1年になるでしょう。でもそんな時だからこそ基礎に立ち返り、次に進むべき道を考える・・・来年に向けて残り1ヶ月、まだまだ色々と考えていきたいと思います。

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