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熱狂者たち、仕事の覚悟を語る(COMEMO FES セッション1)

© yamadayutaka

突き抜けるための働き方とは? 「COMEMO FES」、スタートしました。

舞台は東京・鶯谷のダンスホール「新世紀」。映画「Shall we ダンス?」の舞台にもなったこの場所で、トークが繰り広げられています。COMEMOが目指す「本音が踊る社交場」をリアルのイベントで実現させようという試みです。

セッション1のテーマは「熱狂者たちの、仕事の覚悟」。

登壇者は元ヤフーの「ロン毛の反逆児」こと村上臣氏(Linkedin日本代表)。あの孫正義氏に直言したエピソードを持つ人物です。

迎え撃つのは、元トヨタ自動車の異色デザイナー根津孝太氏(znug design)。SFアニメに出てくるような電動バイクを手掛けたことで知られます。

モデレーターは、日本経済新聞社COMEMOスタッフ桜井陽。

日本を代表する企業、トヨタとヤフー。大企業の中でどのように仕事に向き合い、そしてなぜ飛び出したのか。

■セッションの振り返りポイント

会社の目的とは?

そもそも株式会社はその昔イギリスのインドへの貿易商社で始まった。

今で言うクラウドファンドのようにリスクを分散させるために株式になった。

だから、会社の最初はもっと目的のあった集団でオブジェクティブな箱だった。

途中から目的が薄れてきてしまったし、貢献している感じが薄れた。

小さい会社は目的が共有しやすいし、実現している実感を得やすい。

問題は大きな会社はどうやってその目的を体感し実現できるのか意識していれば実現することができる。

会議・企画の通し方について:

実行に移している企画はみんな大笑いしているものが通る。聞く方も疲れるので楽しさを入れる。

実は会議はクリエイティブな場なので良い時間。悪とする風潮は会議のやり方が悪い。

なので

会議をセッションという言い方

にしてもいい。

チャレンジ文化:

スーパーセルはゲームが潰れたときに、お葬式パーティーをやる。失敗ではなくチャレンジしたことを称える。

独立して失敗しても怖くはない。一生懸命やった結果の失敗は得るものがあるので、次に繋がる。

ダイバーシティとパーソナリティ:

ダイバーシティの理解はまだまだ広まり始めたばかり。

議論とパーソナリティーは切って考えるべき

。「若いから」「女だから」「男だから」というところは気に離して考えるべき。

コミュニケーションの考え方:

喧嘩というのも一つのコミュニケーションになる。ジャズのセッションに挑んでいる気持ちも割りと喧嘩に近い。

会議だけでなくコミュニケーションのセッションという呼び方にしてもいいかも

。最初敵というか絡みづらい人ほど後から仲良くなったりもする。

モノを売ることから体験のコミュニティへ:

タミヤはうまいというか魂でやっているところがある。

ミニ四駆やラジコンはそういうことになっており熱いものがある。

新橋のタミヤショップは老若男女のコミュニティになっている。

今は

自己紹介のときは最初に社名がくるが、もっと人が前に立つべき

。コミュニティーにおいて大事なのはどれだけそのコミュニティーに貢献しているかということ。

コミュニティーへの貢献の仕方の違いは属性のようなものかもしれない(◯◯使いみたいな言い方)。

思いやりの精神:

リンクトインは経営に優しさや思いやりというの取り入れたというところがシリコンバレーでユニークだった。

愛って言葉を照れずに言える人は素晴らしい。

ミニ四駆のコミュニティーを被災地で行った。東京で2台分のお金をもらって、東北は無料でやってた。

東京の親は手を出しすぎてた、東北の子供は手離しが多く、親はその時間をありがたがっていた。

リンクトインは「How can I help you?」から1on1が始まる。

否定に怯まない:

アンチはファン。一番つらいのは無視。

企画で否定されたら、むしろなんで駄目なんですか?とアクセル踏んでいくのが大事。

負の力を正の力に変えるのは実はやりやすい

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