見出し画像

「シン・日常」の到来。ヒット商品番付、全部追えません。

え…?もう「上期ヒット商品番付」だと..?!2023年上半期、あっという間すぎる。。

こちらのランキング。皆様どれくらい、自身で体感・体験しているだろうか。僕は、半分くらい、といったところだろうか。従来までは、「ほぼ全部抑えているぜ!」と言えたところだが、この数年、ヒットの「デバイド」=「分断」の溝が広く・深くなっている気がする。(僕自身の加齢のせいだと思いたくない。)

「上期ヒット商品番付」より

この数年の「情報洪水」の影響を、モロに受けてる気がする。

本来であれば(数年前であれば)、かつての自身の情報感度や行動範囲から、確実におさえておくべきものなのに、スルーしてしまっている。ランキングだと「スーパーマリオブラザース・ムービー」、「東急歌舞伎町タワー」などがそう。(このランキングには入ってないけど、僕はNetflixを数年前に解約してしまっているので、ネトフリのトレンドは実はついていけていない。)

「スモールマス」なんて言葉が登場した時には、「なんだそれ?」と思ったものの、まさに、その渦中にいる心地だ。隣の席に座る同僚や、友人・知人と全く同じ趣味・趣向でシンク(同期)していることがない。
その代わり、関心軸で集う「コミュニティ」に自身の「ペルソナ(仮面)」をつけかえて、多種多様な様々な場に集うことが多くなった。仕事においても、趣味においても。
「コミュニティマーケティング」、「デジタル×小売」、「音楽・バンド仲間」、「エキシビションめぐり」、「セミナー登壇」・・・。それぞれ「異なる仮面」をつけて、その役割を演じている。このCOMEMO noteを書いている今もそう。COMEMO KOLとしての仮面をつけて、モノを書いている。

「生きるディメンションの多様さ」も、あるのかも。文字通り「ディメンション」というと「次元」なので、生きているのは1つだけど。若者言葉なら「世界線」。バズワードなら「メタバース」「マルチバース」。僕らは、仮面を付け替えることで、異なるディメンションを過ごしているのかも。

先述の「ヒット商品番付」は、文字情報としては、同一次元にランキングされているけど、実は、異なるディメンションに存在するものの集合体なのかもしれない。
日常的に、どれくらいのディメンションを行き来してるか?によりキャッチアップする守備範囲、広さ・深さが異なってきている。
「週5で同じオフィスに通い、通勤を繰り返し(+在宅)しているだけのワークスタイル」と、毎日顔を出す場が異なるワークスタイルでは、それは、視野も思考も異なってくるだろう。(どちらがいい悪いではなく)

まだ上期をおさえていない中、下期のヒット予測・消費関連が発表されていた。

こちらは、現職の職務でもかなり隣接する分野。
追うばかりではなく、創っていくこともしないと。(焦。)


カバー写真は、先日「マーケターの集い」で訪れた軽井沢の一コマ。非日常のディメンションから得るもの、とてもある。


サポートポチしていただけると、かなり嬉しみの極みです。