1月18日の米国時間から、19日の東京時間にかけて、米国の政府閉鎖(government shutdown)問題がにわかに浮上してきました。FTの電子版も「US careers towards shutdown as Democrats oppose stopgap bill」と報じています。careeerは急速に動くという意味で、「米民主党がつなぎ予算法案に反対するなか、米国が政府閉鎖に向けて転がり落ちている」といった感じです。

米国債市場はこの材料に敏感に反応し、10年物国債の利回りは「債券王」ビル・グロス氏のいう節目の2.6%台に上昇。ドル相場も円やユーロに対して弱含んでいます。最高値圏にある米国株も、さすがに政府閉鎖となると、冷水を浴びせられるかもしれません。日本株も人ごとと言っていられません。現在のつなぎ予算の期限は1月19日までだけに、今まさに正念場を迎えています。

https://www.ft.com/content/615d2ed8-fcfe-11e7-9b32-d7d59aace167

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