ポケモンGOビジネスモデル

ポケモンGOとPayPayがコラボしたら最強なのではないか?

本日は「コラボレーションアイデア」をテーマに書いていきます。

ちょうどCOMEMOで、 #こんなコラボあったらいいな という記事が出ていいたので。

ちなみに、昨日に大阪で「ポケモンのマーケティング戦略を考える」をテーマとしたミートアップを開催しました。

なので、ポケモンがどことコラボしたら面白くなるか?をテーマに書いていきたいと思います。

ポケモンの「凄さ」をまず数字で確認しておきましょう。

・ポケモン市場はグローバルで6兆円の市場規模
・ポケモンGo10億ダウンロード
・プレイヤーの移動距離=地球20周超

これだけの「人の動き」をつくり出しているの凄すぎです。

ポケモンは日本の誇りですよね。

続いてポケモンのビジネスモデルを理解していきましょう。

集客装置としてのポケモン

ゲームとしてのポケモンGOの面白さは、多くの方々が体験済みかと思いますので、ここでは「集客装置」としてのポケモンGOのポテンシャルについてトレース していきます。

ポケモンGOはtoB=店舗来店型のビジネスにとっては、人が店舗を訪れる機会をつくりだす広告として機能しています。

ポケモンGOを活用して大成功したのが、マクドナルドです。

ポケモンがtoB向けのビジネスとして展開しているスポンサードに関しては下記の記事にまとめられています。

「ナイアンテックのCPV(訪問ごとのコスト)モデルでは、スポンサー場所へのユニーク訪問(のべ人数ではなく「同一人物が2回訪れても1人」とカウント)/日につき、パートナーは0.50ドル以下の支払い」としています。

図解して整理するとこのような形となります。

ポケモンGOビジネスモデル.001

ポケモンGOは、位置データと仮想現実ARのテクノロジーを活用したゲームです。

スマホゲームに多いガチャ課金だけではなく、企業からのスポンサー(広告の位置付け)としてフィーをもらえる仕組みがあることが特徴です。

もし自分がポケモンのCMOだったら?

さて、ミートアップのテーマは、自分がポケモンのCMOだったらどのような打ち手を考えるか?という問いと向き合うことでした。

ポケモンGOのビジネスモデル特徴を活用して、より、ユーザーも企業もハッピーになる企画を考えてみました。

ポケモンGOとPayPayがコラボしたら最強ではないか?

このようなコラボレーションを生み出せないかと考えてみました。

ポケモンGOビジネスモデル.002

キャッシュレス決済とゲームのコラボ

2019年はキャッシュレス決済が大きく進んだ年でした。

その中でもPayPayは圧倒的なシェアを誇り、わかりやすいポイント還元キャンペーンで注目を集めています。

PayPayはキャッシュレス決済サービスの中で頭一つぬけています。

・ポケモンGOの国内・月間利用ユーザー数は440万人
2018年のフラー調べ

・PayPayの10月の1日平均起動ユーザーは677万人

仮説
ポケモンGOのエンターテイメント性と、PayPayのわかりやすいインセンティブ設計(ポイント還元)が組み合わさると、人が移動して買い物する総量は最大化できるのではないでしょうか?

ちなみに、PayPayは中小企業のポイント還元率を高めています。

地方の中小企業に普及を加速している段階なので、ポケモンGOと組んでさらなるシェア獲得をしていくことはメリットになるはずです。

また中小企業側としては、キャッシュレス決済を導入して、来店客が増え、デジタルシフトの成功体験を積むことができるという意味で嬉しさたくさんあるはずです。

人が動くには、わかりやすいインセンティブとエンターテイメント性の組み合わせが大事

家でYouTubeを見ていれば十分楽しめる時代。

人が移動して、お金を払い、喜んでもらうためには、ワクワク感をつくることが重要になってくることは間違いないでしょう。

ポケモンGOは、人がワクワクしながら移動する効果をもたらすという意味では最強の広告だと考えています。

そして、PayPayのような経済インセンティブをもたらすプレイヤーとのコラボは、ワクワクを消費体験に変えることにつながるはず。

人が動くには、論理的に説明できる動機+感情的な動機がセットで大切になってきます。

感情的な動機=エンターテイメント性
論理的な動機=インセンティブ

ポケモンGOとPayPayのコラボで、より人が楽しんで買い物をする仕組みをつくれたりしないかなと妄想を膨らませています。

まとめ

ポケモンをより活性化させるために考えた仮説をまとめると下記の通りです。

①ビジネスモデル特徴を理解
ポケモンGOのビジネスモデルは「toB向け集客装置」が特徴

②顧客が動くために必要な要素を考えてみる
PayPayとのコラボで経済的メリットとエンターテイメント性の両方を提供できれば次世代型広告のポジションとれるのでは?

③ステークホルダーがみんなハッピーになる構造を想像してみる
実現すれば、ポケモンも中小企業も国もユーザーも嬉しい構造が生まれるのでは?

ゲーム市場は可能性に溢れていると感じているため、自分もゲームやり込むことを2020年の目標に入れようと思います。

オススメのゲームあったら、ぜひ教えてください!

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