【ご意見募集】銀行は口座維持手数料を取りサービスを改善するべき?

海外では銀行が口座維持手数料を取ることはごく一般的です。例えば、シンガポールでは月の平均残高が約8万円を下回ると月160円口座維持手数料を取られるなどです。けれどもその代わりに、優遇顧客に高い金利を還元したり(銀行によっては2%前後)、ATM手数料などの手数料を優遇したりしています。

口座維持手数料を取ることによって、無駄な口座が増えるのを防止できるのでコストカットにつながります。また、預金者側も手数料を取られないように残高を維持しようと努める、やみくもに口座を増やし過ぎない(管理も大変になる)メリットもあります。

マイナス金利の影響で金融機関は運用難です。金融庁の取り締まりによって厳格化されているとはいえ、カードローンビジネスに力を入れざるを得なかったという背景も考えられるでしょう。同じく金融庁によるフィデューシャリー・デューティ推進の流れによって厳格化されているとはいえ、手数料が高い投信や保険を窓口で販売しようとしたり、ATM手数料(一回あたり108円、216円などで積み重なると大きい)で稼ぐなどおかしな方向で収益を取ろうということにつながりかねません。

ATM手数料は無料にする回数や時間帯を減らしている銀行が増えています。預金金利が0.001%ならば100万円預けても1年間でもらえる金利は10円。108円のATM手数料が取られれば吹き飛びます。それならば一層の事、海外のように口座維持手数料を取る代わりに金利や手数料やサービスで返し、国民側も口座維持手数料に理解をするのも一つの選択肢なのではないでしょうか。

皆様のご意見をお聞かせください。

【1】銀行は口座維持手数料を取って、その代わりにサービスの質を改善させるべき

【2】銀行は口座維持手数料を取るべきではない 現状維持がよい

【1】【2】のいずれかを選び、選んだ理由もコメントしてください。

https://toyokeizai.net/articles/-/236231

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