高騰するサーモン価格 「サケを生むニジマス」が救世主に
こんにちは、電脳コラムニストの村上です。
みなさん、サーモンは好きですか? 安くて美味しい寿司ネタとして回転寿司では不動の人気を誇っていますが、最近では100円の皿に乗ることはなくなっているようです。
サーモンだけの話ではありませんが、安い寿司ネタのほとんどを輸入に頼っているのが現状です。近年の国際的なサプライチェーンの混乱や円安などの要因により、輸入のほうが安くできるという長年の常識が壊れつつあります。
また、寿司(SUSHI)が世界的に人気になっているという背景も影響しています。仕事柄よくアメリカ西海岸に出張に行きますが、年々「Sushi Rolls」(巻物)の存在感が高まっているのを感じます。以前も高級スーパーなどにはおいてあり(いわゆる、カリフォルニアロールですが)、日本食が恋しくなったときの救世主だったわけですが、近年ではヘルシーなファストフードとしてどのスーパーでも見かけるようになりました。ここでもサーモンは一番人気ですね。
サケの生態として有名なのが、産卵のために生まれ育った川に戻ってくる(遡上)というものです。疲れ果てた身体にムチを打ちながら産卵を果たし、目的を達して死んでいく姿は見ているものの哀愁を誘います。
一方で養殖の視点で見ると、一度産卵をすると死んでしまうということはあまり効率の良い話ではありません。何度も産卵してくれれば生産量もあがり、輸入ものと対抗できるコストにできるかもしれません。
そんな夢を叶えてくれそうな技術が開発されました。
詳しくは記事をみていただきたいのですが、図にしてみると脳がバグったような気持ちになります。
最近のバイオテクノロジーはすごいですね!
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タイトル画像提供:JOB DESIGN / PIXTA(ピクスタ)
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