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日経新聞には取り上げられないけど、楽しいVR・メタバースは、ここにあった。 #Vket

何故か、日本経済新聞に、このイベントの開催中の情報が一切ない。
これだけの熱狂とムーヴメントを産んでいるのに。

HIKKY社が開催した「バーチャルマーケット2023 Winter」が本日(12/17)終了した。僕はオンラインとオフライン両方に参加してきた。オンラインでは、弊社グループも参加していた。

オフラインでは、ビジネスパートナーが登壇していたのを見に行ったり、

BEAMSさんの原宿店舗を見に行ったりした。

日々、メタバースやXRの話題が日経新聞には並ぶが、「これ、たーのーしー!すげ〜!」と、お世辞なしに言えるものに出会うことは、稀有ではなかろうか。直近の「メタバース」のワード検索でヒットした日経新聞の記事は、このへん。

今回のバーチャルマーケット2023 Winterの「リアル」をみてきて、1つ思い出したイベントがある。「ニコニコ超会議」である。「ニコニコの全てを地上に再現する」および「ネット発! みんなで作る日本最大級の文化祭」をコンセプトとした大規模イベントである。

僕が初めて、同イベントに参加したのは、第3回2014年だった。当時、池袋パルコにニコニコ動画の複合施設「ニコニコ本社」が移転オープンするタイミングだった。(当時、業務をちょっと担当していた。)

オンラインとオフラインが融合する黎明期だった。
あれから約10年。
Technologyの進化に、現実が追いついていない感?いや、そんなことは、なかった。
僕のチームは、今年、渋谷でエアレースを開催した。

HIKKY社は、今回、バーチャルマーケットは、秋葉原に続いて、渋谷・原宿を舞台に、ヴァーチャルとリアルを文字通り融合させた。

HIKKY社舟越氏は、上記セッションの中で、渋谷・原宿の成功は、世界展開への布石とも言えるコメントをしている。


「オムニチャネル」や「OMO」は、オンラインとオフラインの融合を指す言葉として使われる。ただ、残念なのは、界隈では、狭義的に「買い物・購買体験」だけにスコープされることが多い。それ以外の周辺領域が「OMO」されるケースは、レアであると感じる。

買い物に行く前の、ワクワク感。
買い物終わったあとの、ショッパー(買い物袋)を持ち帰る高揚感。
欲しいものがみつからなかったけど、一緒に行った人との過ごした楽しい時間。
お家で行う「開封の義」。

そんな「余白」部分は、まだ提供されていない。
「バーチャルマーケット」や「STYLY」を除いては。

先のセッションで舟越氏と登壇していたPsychic VR Labの「STYLY」では、現在、品川の街中で水族館が楽しめるイベントを開催中である。

高価なHMD(Head Mounted Display)がなくても、あなたのスマホやPCだけでめっちゃ楽しめるVR/メタバースがあります。
おそらく生活者は、うまくそれに出会えてないだけ。
初めてのメタバース体験が「がっかりな・過疎ってる」メタバースだったり、「チープなAR・XR」だったりすることから、次回以降の体験に期待をしなくなっているのだであろう。
正直、まだまだ玉石混交かもしれない。
が、「これ、たーのーしー!すげ〜!」は、もう存在しているのである。
バーチャルマーケット2023 Winterは、終わってしまったが、上述の品川は来年2月まで開催中である。ぜひ、街中で、声をあげて、楽しんで見てほしい。
楽しいVR・メタバースは、ここにある。


その他の日経新聞でのメタバース関連記事はこちら。(どれが、楽しそう?・・・楽しそうなの、ある?)

#日経COMEMO #NIKKEI  #Vket #VRChat #VketCloud  #VketReal


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