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「ゲーム会社と近い感覚でアニメ映像制作」 ANIMA代表 笹原氏インタビュー

© iki

前回のおさらい

前回はANIMA様が3DCGの製作会社としてスタートし、ゲーム内映像、遊技機向け映像を経て、今ではアニメ制作・シナリオ作成・ゲームのモデリングの制作など多岐に渡る事業領域を持っているというお話を伺いました。

https://comemo.io/entries/10866

今回はアニメ制作に大きく携わるようになって以降のお話をご紹介します。

Q.2Dのアニメ制作会社との違いを感じることはありますか?

2Dの場合は、1つの画を工程ごとに基本は1人の担当が主導して描きます。

3D制作の方が1つの画に2Dよりも多くの人が関わることが多いように思います。

根本的にはペンで描くか、PC上のツールで描くかという違いに起因します。

3Dはツールで描くため、たとえば画を作るといってもその画の中には大きくキャラクターモデル/背景/小物などがあり、その対象ごとに担当者が分かれることが多いです。

さらに3Dではキャラクターモデルを動かすためにキャラクターモデルに骨を入れるリグという2Dにはない工程もあります。

当然、必要なスキルも違います。それぞれで利用するツールなどへの専門性が必要になるため、より分業の色が強まります。

3Dは多くの人が関わるため、工程が煩雑になりがちです。

適切な進行管理のため、社内コミュニケーションツールやワークフローの見える化などにも力を入れています。

2D制作のアニメ会社よりもIT部門や開発部門の存在が大きく、IT系の企業に近いということは違いかもしれません。

Q.中央線に2Dアニメ制作会社が多いですが、オフィスが山手線沿いにあるのも、ある意味違いでしょうか?

現在のオフィスは高田馬場です。山手線沿線に移転したのは、オフィスに来社して頂いて打ち合わせをすることが多く、来社しやすさを重視したためです。

クライアントはゲーム会社が多いため、中央線圏ではなく山手線の駅のほうが良い、というのはありますね。

Q.ゲームとアニメ、双方に深く関わっておられますが、文化の違いによる衝突のようなものはありますか?

基本はありません。

当社はゲーム向けの3DCG映像制作出身ですが、今はアニメ系の仕事も受けています。

2D系のアニメ制作会社とは、さきほど申し上げたように働き方の違いを感じますが、それを理解して仕事を受けたり、お願いしたりしています。

そもそもがゲーム業界向けの映像制作であったため、ゲーム業界と文化の違いをあまり感じることはありません。

ゲーム会社のクライアントがアニメを制作したいとなったときは、かゆいところに手が届くと言いますか、割と近い感覚でプロジェクトを進めことができると思っています。

今回は、ここまでとさせて頂きます。

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次回は、ゲーム開発プラットフォームでアニメ制作はどこまで可能なのか。その現状やメリットとデメリットなどについてお伺いした内容をご紹介します。

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