賃金・物価スパイラル懸念漂うユーロ圏
来週以降、FOMC(13~14日)、ECB(15日)、日銀(15~16日)と日米欧中銀の政策会合が集中します。現状、金融市場ではFOCMと日銀で現状維持が見込まれる一方、ECBは+25bpの利上げが予想される状況です。前回同様の意思決定が続くという読みです:
唯一、政策変更を行うことになりそうなECBが司るユーロは金利先高観から買い優勢となりやすいというのが当面のイメージでしょうか。なお、ユーロ圏については前回会合直後、四半期に一度の予測専門家調査(SPF:Survey o