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日経COMEMO

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日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEM … もっと読む
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日経COMEMOはじめての方へ

はじめまして、日経COMEMO(コメモ)運営チームです。 私たちは、日本経済新聞社がnote上で運営している投稿マガジン【日経COMEMO】の運営チームです。現在のメンバーは6名。日経の中で、新規事業にチャレンジする部門として、日々、試行錯誤を繰り返しながら活動しています。 ◇ ◇ ◇ まずは、日経COMEMOについて簡単に自己紹介させてください。 日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のビジネスリーダーたちから、毎月約200本

GAFAなどの巨大テック企業やtiktokなど国内巨大テック企業に対する中国の対応を整理する

アメリカからの中国への規制が強化されているニュースは、日本でも報道されたりSNSでたくさん投稿されていますね。一方で、中国がアメリカを中心とした巨大テック企業に対してどういう姿勢をとっているかは中国以外ではほとんど報道されないので、意外と知らない人が多いのではないかと思います。 最近日本でもGAFAなどに対して規制を強化しようという姿勢があります。個人的にはもっと前から行うべきだと思ってました。 アメリカの影響力が大きすぎる日本は難しい立場なのでしょうが、市場の独占や詐欺

なぜ自らが生み出したKPIに追われるのか?古くて新しいマーケティングの話

改善と指標マーケティング施策を効率化し続けるために「改善サイクル」をブンブンぶん回すことは、ビジネスに不可欠な活動だと筆者は考えています。もちろんイノベーションを起こすことは重要だけど、それは効率化自体を否定しません。両方やるべきです。 いろんな会社でいろんな改善方法があると思うのですが、筆者は「改善サイクル」を以下のように「実施→計測→比較→改善→実施…」というステップで定義しています。 1. 実施: 施策の実行 施策を企画し、着実に「実施」することから改善は始まりま

「はじめに宣言する」だけで コミュニケーションが変わる!

10年以上オフィスを持たずフルリモートワークで仕事をしてきたナラティブベースのノウハウをまとめたパターン・ランゲージ『自律的・主体的なコミュニケーション・パターン』から、すぐに実践に移せるコミュニケーションのコツをピックアップしてご紹介していきます! 【コツ1】 はじめに宣言する チャットやコールなどコミュニケーション開始の際に、それが何の目的のコミュニケーションなのかを宣言します。今から話すことは、報告なのか?確認なのか?質問なのか?相談なのか?提案なのか?普段メールなど

#苦手な仕事克服のコツ は?日経電子版が皆さんの意見募集します

お題は「#苦手な仕事克服のコツ」スタッフの橋本です。 4月~5月のお題企画、テーマは「#苦手な仕事克服のコツ」です! 電話やメール、商談、プレゼンなど、仕事にはさまざまな業務がありますが、得意・不得意は人によって異なります。本音では得意な業務ばかりしていたいけれど、どうしても逃げられない苦手なものもあるのが現実。 みなさんは、そんな「苦手な業務」とどう向き合い、どう克服していますか? こんな投稿を募集します苦手な仕事とどう向き合っていますか? 苦手意識を克服し、「得意」

矢澤麻里子さん(日経COMEMO KOL)の投稿が日経朝刊「私見卓見」に掲載されました。

日経COMEMOのキーオピニオンリーダー(KOL)として活躍しているYazawa Ventures代表パートナー・矢澤麻里子さんの投稿が日本経済新聞に掲載されました! ▼公開された紙面はこちらです。 ◇  ◇  ◇ シード特化ファンド「Yazawa Ventures」で代表パートナーを務める矢澤麻理子さん。日経COMEMOでは、VC目線でスタートアップ起業に対する考えや意見を発信しています。 矢澤麻理子さんのnoteをフォローし、今後の投稿もぜひ楽しみにしていて下さい

即レスはビジネスを制す。1日100件のSlackを返す経営者が教える「即レスのプロ」になる3つのコツ

皆さんは、自分が1日に何件のメッセージをやりとりしているのか、意識したことはありますか? 日々忙しく過ごすビジネスパーソンの皆さんのなかには「連絡を返しているだけで1日が終わっている」「返信しなければならないものが溜まっていて、心が折れそうになる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回は、1日約100件ものレスを返す僕が、SlackやMessenger、メールなどの連絡・返信を溜めないためのコツについてお話しします。 僕は、「即レス」はビジネスを制すと考えて

「なぜ手取りがこんなに少ないの?!」 FPが教える、給料明細で見るべき3つのポイント

新社会人の皆さんも多いでしょう。「額面と比べるとなぜこんなに手取りが少ないの?」-そんなふうに思われる方もいるかもしれません。そんな方は、振込額(手取額)だけではなく、毎月の給与明細を確認してみましょう。また、人によっては最初の初任給は15日分という場合もあります(15に締め、25日払いなどの場合)。給与明細で見るポイントは大きく次の3つです。 給与明細は「勤怠」「支給」「控除」の3つを見ればよい給与明細は基本「勤怠」「支給」「控除」の3つで構成されています。 「勤怠」と

力の入れ方が分からないと頑張れないよねって話。

みなさんこんにちは、澤です。 前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです! ※「スキ」してる人はボクも好きです!へんてこなアイコン写真がランダムに出ますので、ぜひポチってみてくださいね! まずはこの記事。 いやーー、わかるわーーーw エンゲージメント調査の結果に一喜一憂しすぎて、そのスコアを上げることが目的になっちゃうやつ。 手段と目的がごっちゃになって、手段のために時間と体力がどんどん削られる負のループ。 うーん、思い当たる節ありすぎて・・・って

グローバリゼーション vs. スローバリゼーション【日本への追い風】

米国のおかげで「steady」な世界経済 4月16日、IMFから春季世界経済見通し(WEO)が公表されました: 世界経済の実質GDP成長率は今年1月の暫定改定値から+0.1%ポイント引き上げられ+3.2%とされています。筆者は毎回、WEOのサブタイトルを記録してその推移をエクセルで管理しています。 今回のサブタイトルは「Steady but Slow: Resilience amid Divergence(安定かつ緩慢、まちまちな様相の中、強靭性も)」となっており、インフ

医療施設へのGoogle口コミのあり方・見極め方・当事者からのプラットフォーマーへの苦言

 ようやく現状を理解していただけたのではないかと強く賛同した記事です。私も当事者の一人ですがクリニックおよび診療所を経営する医師の多くが同じような考えをお持ちなのではないでしょうか。  日経記事以外にも多くのメディアが取り挙げており、それぞれの記事のコメントにもご理解いただいている方が多く安堵したところです。 「グーグルが悪評を放置」医師ら60人が提訴へ…地図上の口コミ、「営業権の侵害」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース 医師ら約70人がGoogleを集団

リモートワークを巡る議論の着地点

定期的にXで盛り上がる話題であるリモートワーク。周囲の状況を確認してもリモートワークと出社のハイブリッドを採用する企業も増えてきました。 東京都の資料によると2024年3月現在、43.4%がリモートワークを取り入れているというデータがあります。この数字2023年5月から横這いであり、当面は大きく増減はしないように思われます。 一方、そのリモートワーク実施頻度を見ると週3-5日と回答した企業は45.6%となっています。うち所謂フルリモートワークと呼ばれる週5日は18.1%と

「人も町も不老不死ではない」という当たり前の話

地方のメディアにニュースを配信することが生業の共同通信にとっては、地方が衰退するのは避けたいのだろうが、誰がなんといおうと地方は衰退する運命。 現実的に考えてほしい。そもそも国全体の絶対人口が今後毎年80万人以上も50年間減り続けるわけで、今ある自治体数を維持していくこと自体は完全に不可能。2100年までには、全体の人口が半分に減るが、地方の人口は20年もまたずに半減するところはたくさんある。だから、自治体間の人の取りあいをしたところで所詮は目先の話でしかない。 また、地

「普通に考えたら」って言うのはマジョリティハラスメントだよ、って話。

「多様性を認めよう」 というセリフが嫌いだ。 別に認めなくていい。ただ「そこにある」という事実だけ認識すればいい。それ以上でも、それ以下でもない。 「認めよう」なんてスタンスは驕りだ。 自分がマジョリティ側にいると認識した上で「マイノリティー側も認めてあげよう」という姿勢が透けて見える。 「お互いに認め合おう」ならわかる。 マジョリティもマイノリティを認め、マイノリティもまたマジョリティを認める。それは両者に必要なスタンスだ。 ただこの世界はどうしても多数派が強