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日経COMEMO

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日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEM … もっと読む
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日経COMEMOはじめての方へ

はじめまして、日経COMEMO(コメモ)運営チームです。 私たちは、日本経済新聞社がnote上で運営している投稿マガジン【日経COMEMO】の運営チームです。現在のメンバーは6名。日経の中で、新規事業にチャレンジする部門として、日々、試行錯誤を繰り返しながら活動しています。 ◇        ◇       ◇ まずは、日経COMEMOについて簡単に自己紹介させてください。 日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のビジネスリーダーたちから、毎月約200本

色々なメタバースプラットフォームとそれぞれの特徴 〜メタバースで押さえたいポイント③

お疲れ様です。メタバースクリエイターズ若宮です。 メタバースについての連載、今日は第3回目ですね。 第一回目はUGCのお話、 第2回のコミュニティの話に続いて、 今日はメタバースの「プラットフォーム」について書きます。 「メタバース」と一口に言っても、「SNS」くらい幅広い「メタバース」とまとめて言われますが、実はメタバースのプラットフォームにはいろいろな種類があります。 「SNS」をイメージしてもらうと分かりやすいのですが、一口に「SNS」といっても、Faceb

米大統領再選の年のS&P500は歴史的にも強い

シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。日経平均株価は取引時間中の史上最高値を超え、初めて3万9000円を上回りました。半導体大手エヌビディアの決算が史上予測を上回るなど好材料がありました。 今年は米大統領選挙の年ですが、1944年以来、米国の現役大統領が再選に立候補するたびに、S&P500はその年の上昇を記録してきました。現職が勝ったかどうかは問題ではなく、投票用紙に現職がいたということが重要でした。米国株の平均1年リターンは、大統領が再選を目指した

価値観とは、年代ではなく、立場と役割で変わるもの

昭和の時代には、企業の運動会どころか文化祭や社員旅行などのイベントがあったものだ。そんな話を聞くと「会社の人間と運動会して何が楽しいのか?」と思うかもしれないが、そもそも企業はかつての「ムラ」共同体の代替機能を果たしていたものだし、部署はひとつの疑似家族的なものでもあった。 別にそれがいいという話をしたいわけではないが、いつの頃からか(1990年代に入ってから?)運動会も文化祭も社員旅行もなくなった。そもそも昔は、会社にも趣味的な部活動があったものだが、それもなくなっている

文系・理系というバイアスがイノベーションを阻む

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 大学入試も佳境を迎え、今年も多くの受験生が将来を切り開くために頑張っていることと思います。最後まで悔いのないように実力を発揮できることを願っています。 進路と言えば、最近では様々な専門性をもった学部・学科が新設されています。私が客員教員を務める武蔵野大学では2021年春に「アントレプレナーシップ学部」を開設。次の時代を自らつくりだす起業家の育成に特化した学部として注目を集めています。 このような学部は、文系なのか理系なのか。ふと

小学生起業家に学ぶ 「純粋な気持ち」が生み出す新しい価値創造

「違和感があったり面白くないことをちゃんと伝えることの大切さ。」 先日、YOXO FESTIVAL FUTURE PITCHというピッチイベントの決勝にコメンテーター兼審査員として参加させていただく機会がありました。その時に純粋な気持ちを伝えることの大切さを学びました。 参加したYOXO FESTIVAL FUTURE PITCHの詳細は下記の通りです。 YOXO FESTIVAL FUTURE PITCHの決勝では10名がプレゼンテーションを行い、皆様の熱い思いに感銘

認知の前に共感があった 我々の未来の希望はどこにあるのか

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 ビジネス書は日々新著が出てきており、「おっ!」と思って購入しても積読になってしまっている方も多いのではないでしょうか。わたしもご多分にもれずそうなのですが、なるべく時間を見つけて消化しようとしています。 最近はビジネス書よりも文化・教養的なものや、自身のコア分野とは離れた領域のものを意識的に読むようにしています。また、面白い人は面白い本を知っているという持論がありますので、おすすめの本を聞いて回ったりもしています。 先日、経営学

世代交代は組織力の増強。未来を紡ぐ

先月、フランスの首相に34歳のガブリエル・アタル氏が就任した。任命したのは46歳のマクロン大統領だ。コンサルティング会社にいたので、30代で活躍することに全くの違和感はないが、一国の首相という役職を30代前半で、という事実には少々驚いた。 日本ではこのニュースを聞いて、日本の高齢政治を憂う声が出ているが、私自身は高齢だからいけないと考えているわけでもない。しかし、政治が未来を切り拓く責務を持つことから、その未来を担う世代自身がありたいと思う世界を作り上げるべきだとも感じてい

習慣化のコツは1日5分を継続させること

今年のチャイニーズ・ニューイヤーは2月10日で、中華諸国では辰年は陽の気が動いて、万物が振動し、活力旺盛になって大きく成長し、形がととのう年だといわれています。前回、新しいことを習慣化させるコツについて書きました。 資産運用などでも最初のセットアップが面倒でやめてしまう方が多いです。しかし、NISAの積立投資枠などでいったん積立設定をしてしまえば後は自動的にお金が貯まっていきます。これと同じでめんどくさいことをするには、1日5分でよいのでとにかく毎日やることを習慣化させるこ

新型コロナ治療薬は今後使われるのか?

 今年度をもって新型コロナ(COVID)医療費の公費支援がすべて廃止されます。これまで多額の公費が使われてきたことや、感染症法上の5類移行への流れを鑑みるのであれば妥当な判断なのでしょう。その一方で100床未満の病院で特例として加算することが可能であった特定疾患療養管理料である147点(1,470円・3割負担で440円)も見直されることから、患者さん側としては診療費の負担が軽減され一般的な診療とほぼ同等の扱いになる訳です。  内服として処方される抗ウイルス薬はニルマトレルビ

別の場所の、同じ記憶から ー井戸川射子『この世の喜びよ』

大学時代から映画や小説を勧め合う友人がいる。その友人とは頻繁に会うわけではないが、LINEで「あれ見た?衝撃だったよ」と伝え合う。最近ではぼくは『夜明けのすべて』を勧めて、友人からは『哀れなるものたち』を勧められている。昔からそういえば、友人は狂気と優しさが同居したエマ・ストーンが好きだった。 その友人に勧められて、井戸川射子さんの小説『この世の喜びよ』を読んだ。 この小説は、あらゆる「場所」を作る人に読んでほしい小説だ。とりわけ、ショッピングモールやフードコートの開発・

世界一の美食都市サンセバスチャンに学ぶースペインで日本を感じる(中)

街は生き物である。街は、変わる。その街がそこに存在している風土、立地性という必然性がある。それらから、歴史、文化が醸成されていくが、その街の人々がありたい姿を願い、それを実現する戦略を描き、時を連続的に継続的に重ねることができたら、街は変えることができる。それを成し遂げたスペインのサンセバツチャンを訪ねた 1 美食都市サンセスバスチャンは、どうつくられたのか? 料理も変わる 世界の料理の中心は、70年代まではフランス料理だった。80年代にイタリア料理がブームになり、90年

「新時代の赤字」と原油輸入の類似点

パスの大幅修正は難しい ドル/円相場は150円近傍で高止まりしています。150円台は2023年11月中旬以来、約3か月ぶりの水準です。昨年の12月FOMCでハト派方向に急旋回して以降、米金利低下とドル安の相互連関的な動きが予測されていましたが、米国の経済・金融情勢がこれをフォローしてこない状況が続いています。かねて述べている通り、筆者は円安の真因が日米金利差だとは思いませんが、日米金利差が縮小しないことで僅かに期待できるはずの押し目すら到来していないのは事実でしょう。 も

外国人マネーが飛んでいる。そのあと、どうなる、どうする?

マネーが飛びかっている。日経平均株価はいよいよ史上最高値に迫るが、実態実感なき高株価だと多くの人は感じている。昨年5月のコロナ5類移行から、円安からも空前のインバウンドブームとなっているが、街の風景が変わった。これまで日本の定番だった観光地だけでなく、意外な場所が外国人観光客で賑わうようになっている。そしてラグジュアリーホテルや高級旅館は1泊10万円・20万円が普通となり、1泊50万円100万円のホテルも増えた。その価格は世界基準だという人もいるが、そもそも世界と日本の賃金レ