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日本初 24時間オンラインチャリティイベントを開催してみて

2020年5月29日(金)19時〜2020年5月30日(土)19時に日本初であろうオンラインでの24時間チャリティイベント「Hello, New Normal」を開催しました。

きっかけ

始まりはゴールディンウィークに入った頃、国内最大規模の働き方の祭典「Tokyo Wokr Design Week」の代表であり、&Co.代表取締役の 横石 崇さんから来た「雑談がてらお話しませんか?」という1本のチャットでした。すぐにZoomで雑談したところ、
「LIVE AIDのようなことをやりたい。医療従事者をサポートしたい。一緒に24時間オンラインチャリティイベントをやらないか?」
という話だったのです。

ちょうど、この状況下で自分たちに出来ることが何かないかと考えていた折だったこともあり、その提案にすぐに乗らせてもらいました。
その経緯は、Forbes Japanに取材いただいたので、詳しくはこちらをご覧いただければと思います。

そして、その雑談の中で、我々らしいやり方が何であるかを考え、24時間を24のコミュニティが1時間ずつオンラインイベントを開催し、バトンを渡す流れにすることを決めました。さらに、オンラインイベントの特徴である「開催場所を問わない」という利点も生かしたいと考え、夜中の時間帯は、ニューヨークやロサンゼルスからの生配信にすることにしました。(時差で、こちらの夜中は向こうは日中です)こうして、大枠を決め、日本初であろうチャリティを目的とした24時間オンラインイベントのプロジェクトが始まったのです。

キックオフ〜準備

ゴールデンウィークが明けると、Peatixのメンバーに声がけをし、横石さんを交え、Zoomでキックオフミーティングをしました。それが5月12日。今思うと開催のわずか17日前でした。
その翌日にSlackで24時間イベント用のグループを立ち上げ、横石さんにも入ってもらい、具体的なやり取りが始まったのです。
まず考えたのが、イベントのコンセプト。どういう思いを持って24時間イベントを開催するのかをプロジェクトメンバーの皆で話し合いました。
世間では、「New Normal」という言葉が広がり、コロナショックを経て「新しい日常」を迎えていく流れがありました。我々として、もし可能なら以前のような日常に戻りたい。しかし、これから来る「新しい日常」と向き合っていかなければならないのが現実。だから、参加者のみなさんが少しでも前向きに「新しい日常」に進んでいく気持ちを持てる24時間にしたい、そしてオンラインであっても「つながり」を感じてほしい。そのような思いで
Hello, New Normal ぼくらはオンラインでつながってる
をテーマにしたのです。

そして、ご一緒いただく24のコミュニティを考えました。(正確には、TWDWとPeatixを除く22のコミュニティ)
我々らしく様々なジャンルのコミュニティの皆さまにご協力いただくことにし、お声がけを開始しました。そのタイミングはすでに開催まで2週間を切っている状況でした。
「本当に24ものコミュニティが集まるのだろうか?」
「このようなタイミングでお願いしてご賛同いただけるか?」
しかも、コミュニティによっては、夜中や早朝の開催をお願いすることになります。チャリティイベントなので、完全にボランティアで開催していただくという条件下で、正直多くの不安がありました。

しかし、お声がけを開始すると、多くのコミュニティの皆さまが、我々の思いに賛同し、協力を表明してくださったのです。
地域コミュニティ、川崎フロンターレ、都市型フェスティバル、オンラインバー、落語家、教育の発明家、ヨガ、僧、起業家、パーティクリエイター、アーティスト、研究者など、本当に幅広いジャンルのコミュニティが参画してくださいました。
そして、プロジェクトを発表後には、企画に賛同してくださる複数のコミュニティが手を挙げてくださり、スピンオフプログラムとして、イベントを開催してくださいました。

参画コミュニティ・イベント一覧

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チャレンジ - 世界観のつくり方

どうやってオンラインで開催する24時間イベント全体に統一感を出し、「つながり」を感じてもらえるよう出来るかが課題でした。特に今回のイベントは、参画コミュニティがそれぞれの配信方法で、生配信を実施することもあり、1つのチャンネルで連続で配信するわけではないので、どう「つながり」を作れるかがチャレンジだったのです。
そこで、本プロジェクトのデザインを担当したMikaさんが世界観、イベントページのカバーイメージ、特設サイト、エンドロールに至るまで、多くのアートワークに取り組みました。そして、世界中をつないでいる「空」をデザインに取り入れることにし、色味などを工夫をし、つながりを感じる世界観をつくり上げていったのです。それも2週間足らずの時間で。

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本番開始!

そして、2020年5月29日(金)19:00に24時間オンラインチャリティイベントが始まりました。
オープニングは、発起人である横石さんと私でセッションを担当させてもらい、24のコミュニティ・プログラムのご紹介、そして、お約束の24時間チャレンジの発表など、これから迎える24時間の魅力をご覧いただいている皆さんにお伝えさせてもらいました。

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(グラレコ:中尾仁士さん)

そこから、一気に時間は流れていきました。私自身は、24時間を通じて、8つのプログラムでファシリテーターを担当させてもらい、加えていくつかのイベントに出演させていただくなど、多くのコミュニティに関わらせていただくことが出来ました。

参画コミュニティの中には、ちょうど開催1週間くらい前に「#20万匹のカンパチを救え」でTwitterトレンド1位になり、多くのメディアにも取り上げられた高知県須崎市の行政・地域コミュニティによるプログラムもありました。須崎市の皆さまが、港に集まり、地域のつながりの強さ、そして地域のつながりを生かし、今回のコロナ禍で大打撃を被った漁業のためにどのように動いているのか、如何に外へ発信していくのかを一緒に話し合わせてもらいました。大きな困難の中、つながりの強さによって、前を向いて力強く進んでいる須崎市の皆さんからのメッセージは、この24時間イベントのテーマでもあるオンラインでのつながりと、温かみを感じる50分間でした。

そしてエンディングへ。

そして、2020年5月30日18時にいよいよエンディングとなるプログラムが始まりました。わずか2週間ちょっとで立ち上げた24時間オンラインチャリティイベントに、2,600人以上もの方が申込みしてくださり、プログラムの再生回数ベースだと、遥かに多くの方々が参加してくれました。

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(グラレコ:中尾仁士さん)

この24時間を通じて、オンラインでも、温かみのある「つながり」を感じることが出来ること、そして、自分自身も多くのコミュニティからのメッセージを受け取り、これから迎える新しい日常に進んでいくパワーも受け取る1日となりました。
そして、短い時間でここまで走り切れたのは、一緒にプロジェクトに取り組んだ横石さん、Peatixチームのメンバーの能動的な動きがあってこそでした。オンラインでもコミュニティの結束力は高められるということを実感した2週間でした。

最後に、スピンオフプログラム含め参画してくださった全てのコミュニティ、参加者の皆さん、プロジェクトチームの皆、そして、医療従事者の皆さまへの感謝の気持ちを伝えたいと思います。

この記事では、全体の流れを書かせていただきました。別記事にて、本プロジェクトの舞台裏も書きたいと思います。


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