増える「腰の入った円売り」
海外企業買収と為替の関係について、極力優しい解説に心掛けてみました。それ一発で相場の流れを変えるとは思いませんが、日本の対外債権の構造がここ10年で明らかに変わりつつあるという事実は非常に重要だと考えております。
約350兆円（2016年末）存在し、26年連続で世界最大となった日本の対外純資産ですが、その構成項目は直近2年間では証券投資を抜いて直接投資が最大となっています。それだけ「腰の入った円売り」が増えているとも考えられます。ご笑覧下さいませ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？