新入社員の教科書 コロナ自粛版
もう5月ですね、新入社員の方、まだリモートワークの方多いんじゃないでしょうか。
今回、緊急事態宣言が延長されてしまい、いまだ日々不安を感じながら、自宅でリモートワークしている新入社員の方に向けて、簡単な研修コンテンツを書いてみました。暇つぶしに見てみてください。
基本、新入社員の人向けですが、若手社会人の方や、向上心のある社会人の方全員に役に立つ自信ありますのでぜひぜひ最後まで見てください。
1. 知らないことは何でも質問せよ
新卒社員のメリットでやっぱり何でも質問できることなんですよね。これが1,2年たってしまうと、お前まだそんなこともわからないのか、と怒られたりとかもしますし、自分としても、質問すること自体が恥ずかしくなってくるんですよね。
30歳とか超えても意外と基本的なことで知らないことも多いと思います。人は年をとるにつれて、どんどんどんどん、質問力を失っていきます。
最初の1年は、どんな素朴な疑問でもいいので、どんどん先輩とか上司に質問をぶつけていくことをお勧めします。会議などでも積極的に質問、発言するのがいいですよ。最初は恥ずかしかったり、萎縮してしまうかもしれませんが、勇気を振り絞ってやってみてください。
今のうちに明確にしておかないと、後から何年後か、に田中さんはこんなことも知らないの?、と恥ずかしい思いをする可能性があります。
2. Ask Google
2つ目はAsk Google、Googleに聞け、です。
1つ目でどんどん質問をせよ、とは言ったんですけど、これも程度問題で、日々の生活で、自分でGoogle検索して、不明点は明確にしていく癖もつけていこう、ということです。
Googleで検索すれば、すぐに分かるようなものは、すぐに検索して解決していしまいましょう。
もう一点、重要なのは、常に好奇心をもって、不明点があれば、Googleで調べる癖をつけてください、ということです。
かくいう、めがねシャチョウも、テレビとか見てたり、人と話してて、分からないこと、不明点があると、すぐにスマホを取り出して調べてしまいます。
なによりも情報に対しての好奇心、情報感度、はすごい重要です。
3. メールの返信速度に注意せよ
めがねシャチョウの別の動画でも話したことあるんですが、メールの返信速度って、仕事の出来不出来が如実に出るところだなあ、と思います。
仕事ができる人は間違いなく返信速度が速いです。
返信速度が速いから仕事ができるのか、仕事ができるから、返信速度が速いのか、鶏と卵なところはありますが、返信速度が速いと上司や取引先などの好感度もぐんとあがりますし、自分の仕事効率もあがります。
全てのメールはどんなに遅くても必ず24時間以内に返信するようにしてください。社内の些細なメールであれば30分以内で返信するくらいの気合いでいいです。
かくいう、めがねシャチョウも新卒で外資系証券会社でM&Aの仕事をしていましたが、仕事にすごい厳しい上司で全てのメールは30分以内に返信するようにしていました。
日々些細なメールいっぱいくると思うんですよね。5分以内に返信できるようなメールは即返信して処理をして、ためないようにしていきたいです。
些細な5分以内のメールも、10通ためてしまうと50分処理にかかってしまいます。50分の時間をつくるのは一苦労です。
もう電車とか隙間時間とか、めがねシャチョウの場合は、トイレとかでも処理しています。些細なメールは即返信してためないこと。
4. 単純作業に美しさを求めよ
4つ目は単純作業について、です。割と新卒、1年目、2年目は、雑務、というか単純作業をさせられること多いと思うんですよね。
そういうのをただ雑務と思って、めんどくせえなあ、という感じで取り組んでいてもつまらないだけなんですよね。
そういう単純作業こそ、頭を使って、仕組化していきたいですよね。
自分がやってる単純作業が100分かかってるとしたら、それを50分で終わらせる方法はないか、といった具合に常に思考を働かせることが重要です。
常に改善思考をもってください。
5. 基本はおさえてアピールせよ
次が基本は抑えてアピールせよ、です。
よく、真面目にやってれば神様は見ててくれる。見てる人は見てる、上司は必ず自分の頑張りを見ててくれている、とお祈りしている人はいるんですが、実際は自分が思うほど、上司とか回りの人は見てくれません。
残念ながらあなたのお祈りは届きません。
私の知り合いでも、頑固なやついました。すごい仕事できるんですが、アピールが足りなかったり、例えば上司とかに媚びてアピールすること自体がださいと思うようなサムライみたいなやつでしたが、いつもアピールうまいやつに手柄を横取りされるんですよね。
上司といえども、完璧な人間じゃないですし、そこまで、ちゃんと見てくれてません。あとなんだかんだいって人間ですから、自分にアピールしてくるような人、自分の承認欲求を満たして気持ちよくしてくれる人を好んで評価しがちです。
そもそも完璧な人間だったら、その会社であなたの上司なんてしてないかもしれないですよね。聖人君主なそんなすごい人なんてめったにいないんですよ。
また、人間って自分のやっていることを過大評価しがちなんです。
だから、自分でもできている、結果を出しているつもりでも意外と上司から見るとできてなかったりします。
自分で頑張っている、結果を出している、という自負があるのなら、きちんとアピールして、評価面談などでも上司にきちんと自分の価値を確認すべきです。
じゃないと、いつの間にか自分よりできていない、という奴に追い抜かれてしまいます。
で、そのアピールする際に、基本をおさえておくことが極めて重要です。
日本の中年世代の方々は、どんなにあなたが結果を出していても、基本的なことができていないと、全く評価してくれません。
基本とはなんでしょうか?
遅刻はしない、挨拶を元気よくする、きちんと敬語を使える、といったことです。
このあたりは、今の20代の方と40代以上の方で水準は違ってくるので、そこは変に頑固にならずに、きちんとおさえていったほうがいいです。
6. メモをとりまくれ
次がメモをとりまくれ、です。
めがねシャチョウも会社経営していて日々思うのですが仕事ができる部下は、メモの取り方がうまいですね。質と量、両方で、メモの取り方がうまいです。
会議議事録なんかも率先してとりたいですね。頼まれなくてもきちんとまとめられたわかりやすい議事録を書くと、お、こいつ仕事できるな、と他の同期入社社員と大きく差別化できます。
めがねシャチョウもメモをとってない部下に対してたまに叱ることあります。
君は天才なのか、と、頭、マザーコンピュータで全部記憶できるのか、と。
人間は天才じゃないですから、きちんとメモをとって、後から見返す、復習するのが重要です。
めがねシャチョウの場合は、Google KeepやEvernoteを使ってこまめにメモをしています。
Google KeepやらEvernoteを使う場合のコツはタイトルとタグ付けですね。後からすぐに検索して見つけられるように、タイトルとタグ付けは工夫してみましょう。
7. 英語をやれ
最後7つ目が英語をやれ、です。
これね、英語だけじゃなくて、自己投資を仕事外でもやっていくことをお勧めします。
昨今、働き方改革とか、副業ブーム、とか労働の概念が変わってきていますが、これは必ずしもいいことばかりではありません。
人材の流動性が高くなってきていますから、逆に、企業は過去のように人材に投資してくれない、とも言えます。
だって、一つの会社に長く働いてくれる人に対してと、2,3年後に辞めるかもしれない人を比較すると、前者の人のほうが企業はより人材に投資しますよね。
10年前、20年前の人に比べて最近の人は、研修してもらえなくなる、ということなので、自分である程度、向上心もって、勉強したりスキルを身に着けたりしていく必要が出てきます。
資格勉強を一つのペースメーカーにしてそれを目標にして勉強していくのもいいし、一番わかりやすいので英語です。
まあ国内の市場も縮小していきますからそうなると今後より海外向けのビジネスが増えてくるということですね。この際に、英語か中国語ができるだけであなたの市場規模はぐんとあがります。
かくいう、めがねシャチョウが経営するオーマイグラスでも、英語ができる人には、追加の手当を払っています。
自分の成長には自分で責任を持ちましょう。自己投資を怠らないようにしましょう。
今日は、新社会人になった人向けに、新入社員の教科書、という形で少し偉そうにアドバイスさせていただきました。
アフターコロナに向けて、準備していきましょう。