不動産クラウドファンディングはなぜ人気?
不動産クラウドファンディングが人気で、各社が新商品をリリースすると、数分で募集額に達して売り切れてしまうこともあります。なぜこれほどの人気があり、そもそも不動産クラウドファンディングとは何なのでしょうか?
クラウドファンディングとは、群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を組み合わせた造語で、不特定多数の人が通常インターネット経由で商品やサービスに資金を投じることを指します。
例えば、機関投資家やプロ投資家向けの病院やホテルなどの不動産に対して、個人が少額から、かつインターネットで簡単に投資に参加できることが大きな特徴になっています。
また、マンション投資をするにもローンを組んで、不動産の管理を自分でやって、確定申告をするのは手間がかかるものです。そういった面倒なことはお任せをして、1万円などの小口から投資ができるのにメリットを感じるようです。リートとの違いは物件、1つ1つを自分で選べるというところでしょう。
また、長期に渡るマイナス金利政策の影響で銀行預金は雀の涙のほどしか期待できないという経済背景も大きいでしょう。そんな中、4%前後の利回りが期待できるクラウドファンディングに人気が集まるのは自然な流れなのかもしれません。
しかし、銀行預金と違って元本が割れない保障はないので注意は必要です。また、長期の資産運用というよりは余裕資金で楽しみながら行う投資と心得た方がよいでしょう。
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