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優秀な人がどのように仕事を選ぶのかを分析してみた。

みなさんこんにちは、澤です。

前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです!

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さて、今回のテーマは「テレワークは手段だよ」です。

まずはこの記事。


この試み、非常にいいですね。
NTTさんクラスがこういう取り組みをしてくれるのは、日本の中では非常にプラスに働く可能性が高いと感じています。

まずここ。

主要7社の従業員の半分となる約3万人を原則テレワークの働き方とし、

全員ではないって部分。
なにかと「全員が対象でなくてはならない」って発想になりがちな日本において、このように一部だけに対応することを現実会として受け入れているのは、かなり思い切ったアクションではないでしょうか。

ボクのように外資系でずっと働いていた身からすると「合理的な施策」に慣れきってしまっているので、一見合理性の対極にあるように見える「日本的平等主義」がちょっと不思議なものに感じられます。
しかし、退職してから多くの日本企業顧問などの形で深くかかわらせてもらうようになって、「平等主義を貫くことで発展できた過去の歴史」が、そう簡単に否定できるものではないんだな、ということを肌で感じることができます。
中の人になると、いろんなものの解像度が上がってきて、批判的なことを気軽にいう気にはならなくなってきます。
その代わり、「変えよう、変わろう」と思っている人たちを応援する気持ちは高まってきたりします。

あと、ここも素敵。

出社が必要になった場合の交通費の支給上限は設けず、飛行機も利用できる。

いろいろな「ルールを細かく設定する」って、リスクを下げるために必要不可欠に思いがちですよね。
「アレやらないでね」「コレやるのは禁止だよ」と設定することで、正しい行動を引き出せるようになる、とついつい思ってしまうのは割と自然なことだと思います。
でも、実際にはルールが増えると、気にすることが増えて結果的に行動のスピードが激落ちしたり、ルールを守ることが目的になって、チャレンジすることが怖くなったりする事例を過去に何度も目にしました。
人が思い切りのびのびと動けるのはルールが少ない環境だと思います。
なので、NTTさんの「支給上限を設けない」「飛行機もOK」というような、「意識しなくちゃいけないことを減らす」アプローチは、とても効果的だと思います。

そしてもう一つ。

多様な働き方を認め、優秀な人材の獲得につなげる。

多分、これが一番デカい。
今、一番の経営課題は「どうやって優秀な人材を集めるか」ですよね。
少子高齢化はもうブレーキが利かない状態で、改善はできないとボクは思ってます。
これはもう、止めようのない流れであり、自然と改善されることはないでしょう。
そんな中で、人材の獲得競争は、プロダクトやサービスの競争よりも激しくなるのは間違いありません。
その時に致命的になるのは「あそこは働くには窮屈そうだ」っていう「印象」です。
その「印象」において、歴史ある日本の大企業というのは、ちょっと不利な印象があります。
実態はさておき、ベンチャーや外資系の方が自由にのびのび働けそう、という印象を持っている人は数多くいます。
(そういう印象で職場を選ぶ人が優秀な人材なのかどうか、という議論はとりあえず横に置いときます)

人材獲得のためには、まず「人が寄ってくる印象づくり」が大事です。
年功序列・終身雇用が職場選びの最重要項目だった時代は、もう過去のものになっています。
それを望んでいる人もいるとは思いますが、「会社」をとりまく環境がもはやそうではないからです。

優秀な人材に振り向いてもらうためのキラーワードの一つが「裁量権がどれだけあるのか」「仕事のための仕事がどれだけ少ないのか」に尽きるでしょう。
「高いパフォーマンスを出してもらうために、大いなる自由を提供しますよ」という印象をどれだけ持ってもらえるかが、企業側の採用戦略では不可欠な時代になっているのです。


さて。
えらそーに書いてみましたけれど、ボク自身が「仕事を探す立場」だった時には、どうだったのでしょう。
仕事を探す・選ぶということをしたのは、就活のときと転職のときの二回
はっきり言います。何も考えてませんでしたw

いや、ほんと今となってはひどいもんだったな~~と思います。
少しでも高い給料で雇ってくれるならなんでもいいやくらいのマインドでした。
年功序列や終身雇用が仕事選びにおいて重要だとは思っていませんでしたが、それは単に深く考えてなかっただけの話で、崇高な考えのもとに仕事と向き合っていたわけでもなんでもなかったですね。

なぜか。
自分が仕事ができる人間ではないと思っていたからですし、それは事実でもありました。
なので、「自分が選ぶ」というマインドになりえなかったんですよね。
なので、「とりあえず目の前にあることを必死にやる」くらいしかできなかったので、あれこれ考える余裕がなかったのです。
でも、結果的にこれがよかったのかなと今では思います。
「自分に選ぶ権利がある」みたいな考えで就活や転職活動をしてたら、うまくいってなかったと思います。
謙虚、とかとはちょっと違う、なんというか「自己肯定感の低さの産物」だったように思います。
そんな感じでじたばたしながらキャリアを積んだ結果、今のように「好きな仕事を選んで働く」という人生が待っていたんだから、面白いものですね。


ボクのテレワークを支えてくれているデバイスの一つがこちら。
音声をクリアに拾うのは、テレワークをする上で最も大事な要素です。

指向性が優れてて周囲の雑音を拾わないので、ホントに助かってます。

ただ、このShureのマイクはパソコン側にマイク専用端子がないと使えないので、USBで接続したい方はこちらをお勧めします。
コスパ、めちゃくちゃいいです。


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