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スギ花粉症で夜中に目が覚めたのでChatGPT4先生に相談していたら安眠できそうな件

私はスギ花粉症である

私は25歳ぐらいでスギ花粉症を発症し、以来、春が少し憂鬱な季節となった。出産後はなんとなく症状が軽くなった気がしていた。気のせいかもしれないが、「出産後に体質が変わった」という話はたまに聞くので、実際にそうかもしれない。そして薬の進化もある。以前ほど眠くならずに良く効く薬も増えた。そのため近年は、比較的症状は軽かった。
しかし今シーズン(2023年春)のスギ花粉はなかなかに手ごわい。
量がめちゃくちゃ多いのだ。

※お読みいただき、ありがとうございます!読み終わったら、よろしければ「スキ」いただけると泣いて喜びます。w ChatGPT4先生と違い、私は生身の人間のためリアクションがないと、やる気がでない…

2023年春のスギ花粉飛散の実態

今シーズンが手ごわいというのは、気のせいではない。以下を見ていただくと、すごいのが数値でわかる。

tenki.jpさんによる2023年3月9日時点 スギ花粉個数(1平方センチメートルあたり)

私は仕事で、3月16日から21日まで5泊6日、北海道出張だった。滞在地は北広島、札幌、留寿都であったが、「控えめにいっても最高!」の天国だった。

本州(青森県)から、四国、九州の屋久島まで分布し、主に山地に自生する。また北海道各地にも広く造林されていて、植林の北限は日本海沿岸の羽幌にある。古くから植林されており、日本の造林面積としては最も広い樹種である。

ウィキペディア「スギ」より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AE

上記の通り、植生を調べると植林の北限は「羽幌」らしい。はて、どこでしたっけ…と調べると、まぁまぁ道北である。(近年は地球温暖化により、いろんな動植物の北限があがってきているので…もしかして、もう稚内でも植林できるかもしれないですけどね…)

上記の赤い点線囲みが「羽幌町」

今回、滞在した札幌や北広島、留寿都はずっと南ではあるものの、「植林できる場所」であるからといって、本州ほどは多く植林されていないらしく、以下の北海道立衛生研究所のページを見ても、3月13日時点で、スギ花粉は、1平方センチメートルあたり10個以下である。
つまりは、3月9日時点で3862個の東京(千代田区)は、3月13日時点で10個以下の札幌に比べて、400倍はスギ花粉が多く、それだけスギ花粉症の渡しはしんどいということになる。ぎゃー!
※渡し→私、の誤植である。しかし、ジェネラティブAIが生成したのではないという証左になるので敢えて残しておく。生身の私が書いたのだ※

※以下のグラフで「ハンノキ」というのがあるが、北海道民の中にはハンノキ花粉症、白樺花粉症などに苦しむ人々もいるので、ここではあくまで、スギ花粉症にとっては北海道は、良い場所であるということを注記しておく。

北海道立衛生研究所HPより

どうにかしたい!スギ花粉症で苦しむ人々を!

わたし、個人としては今年こそ「シダキュア」に挑戦したい

私個人としては、今年こそ「シダキュア」に挑戦したい。周囲でも、この治療法によりスギ花粉症に悩まされなくなったという人が結構いる。しかし、万人に効果的であるわけではないようで、たまに「4年間がんばったけど、ダメだった…」という人もいる。気の毒である。
私はどうか「効く人」の部類であることを祈って、今年こそチャレンジする。シダキュアについて詳しく知りたい方には以下、リンクをつけておく。

https://saito-heart.com/%E3%82%B9%E3%82%AE%E8%8A%B1%E7%B2%89%E5%85%8D%E7%96%AB%E7%99%82%E6%B3%95%EF%BC%88%E3%82%B7%E3%83%80%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%82%A2%E8%88%8C%E4%B8%8B%E5%85%8D%E7%96%AB%E7%99%82%E6%B3%95%EF%BC%89

自分も含めて「スギ花粉症で苦しむ人々」に貢献したい

WAmazingは約4割が外国籍(海外出身の)従業員で構成されている。彼らも、長く日本に住むと、この時期、スギ花粉症を発症する人がいる。つまり、国民病と言われるスギ花粉症は、日本人に限らず、日本の風土病でもある。彼らがクシャミをするたびに、私は申し訳ない気持ちになる。「ああ、日本に住んでさえなければ、春がこんなにつらいこともなかったはずなのに…」と。

ゼロ・カーボンにも効果的!

今、農水省・林野庁が植え替えを推進している「花粉の少ないスギ」への入れ替えが完了するのは、現在のペースで推定すると約50年後だ。そのころには花粉症どころか私の寿命が尽きている可能性が高い。(日本は加速度的少子化時代ですが戦後植林されたスギたちは今後50年にわたり繁殖期が続きます…)しかし、今、森林を覆うスギの木を全部切り倒したりするのは森の保水力を著しく損ない別の影響が甚大ですので得策ではない。(短期的には土砂崩れなどの災害、中長期的には地下水の枯渇や6,70年後の温泉枯れ、あとは漁業への影響もあります。森と海はつながっている…)
でも、成年・壮年のスギは立派な木材としては最適ですがCO2吸収能力は若いスギより少なくなっているので、新しいスギ(花粉ほとんど出さない)への植え替えが進むとゼロカーボンにも多大な貢献があります…!!

国産杉を積極的に使おう!

つまり、今、花粉をバンバン出している成年・壮年のスギを積極的に使って、家具をつくったり、新築の家を建てたりすれば、新しい花粉をあまり飛ばさない杉への植え替えが進み、CO2の固定化も進み、スギ花粉症に苦しむ人々はもちろん、地球温暖化防止にも役立つわけです!素晴らしい!

課題は輸入木材との価格差など

しかし、資本主義社会では「より良いものを、より安く」という競争原理が働くので木造建築を提供する会社も、木造家具を提供する会社も、コストメリットがあるほう、つまりより安い輸入木材を使うほうが経済合理性がある。そもそも、これが戦後、成長の速いスギを大量に植林して林業で稼ごうとした日本の誤算でもあった。

最終的に何を植えるかは山林オーナーの意志

また林野庁が新しい花粉を飛ばしにくいスギへの植え替えを推奨しても、自治体がいくら頑張っても、最終的に、山林に何を新しく植えるかは、山林オーナー(所有者)の判断である。彼らへの啓発も必要そうだ。

教えて!ChatGPT4先生!

ここ最近までGoogle先生に教えてもらうことが多かった私だが、最近は、新しい先生(ChatGPT4先生)に、ついつい聞いてしまう。
ChatGPT4先生は、Google先生と違って有料だけど(2023年3月時点で月額20ドルのサブスク)とにかく優しいし、幅広に紳士的に教えてくれるのだ。

やりとり1回目

【私からの問い】
・スギ花粉症で苦しむ人を少しでも早く、少しでも多く救いたい
・伊原木さん(現職の岡山県知事)をリーダーに、経済・政治・文化・スポーツなどの分野で第一線を走るメンバーから有志により「スギ花粉症対策チーム」が発足した
・初回会議のアジェンダをなるべく多く提案してもらいたい

【ChatGPT4先生からの回答】
初回会議のアジェンダには、スギ花粉症対策に対する総合的な取り組みを提案します。以下に示すような項目を検討してみてください。

調査・研究活動の推進: スギ花粉症の原因や影響に関する最新の研究を調査し、効果的な対策を見つけるための支援を行う。

スギ林の管理: スギ花粉の発生源であるスギ林の適切な管理方法を検討し、花粉発生量を抑える取り組みを行う。

予防対策の普及: 花粉症の予防や症状緩和に役立つ情報を広め、市民への啓発活動を実施する。

医療提供体制の強化: 花粉症患者への迅速な診断や治療ができる医療体制の整備を行い、専門家と連携して対策を推進する。

環境改善: 都市計画や建築物の設計において、花粉の飛散を抑える工夫を取り入れることで、生活環境の改善を図る。

学校教育の充実: 学校教育において、花粉症の予防や対処方法を含めた環境教育を充実させる。

スポーツ・文化活動との連携: 花粉症患者が安心して参加できるスポーツや文化活動の環境整備を検討する。

企業・自治体との連携: 地域の企業や自治体と連携し、花粉症対策に関する取り組みや支援策を共同で推進する。

国際連携: 海外の花粉症対策事例や技術を調査し、日本の対策に取り入れることを検討する。
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うーん…なんというか、素晴らしい。いわゆるミーシーな感じがする!
いかにも優等生で、面白みはないのだが、ChatGPT4先生にクセとか面白みを求めてはいないので問題ないのだ。

MECEとは”Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive”の略で、「ミーシー」または「ミッシー」と読み、「モレなく、ダブりなく」と訳されます。ロジカルシンキングの基本であり、論理的な問題解決に必要な手法であることから、ビジネスで重要視されています。
それぞれの頭文字は次のような意味を持ちます。
Mutually(お互いに)
Exclusive(重複せず)
Collectively(全体に)
Exhaustive(漏れがない)
物事を考えるとき、正確な答えを導き出すために必要な要素を網羅しながらも、それらが重複しないようにする考え方も同時に必要となります。
こうした際にMECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)を意識することで、総合的な視点から必要な事実を分類して、問題や課題に対する正しいアプローチを導き出すことができるようになるのです。

https://www.kaonavi.jp/dictionary/mece/


やりとり2回目

まぁでも、チームメンバーも、本業が忙しい中なので、そんなに全てに取り組むことはできない。経営においても「選択と集中」は大事だ。リソースの集中こそが成果を生む。
私が最もやりたいのは、以下なので、それに特化して、もう少しChatGPT4先生に聞いていくことにする。
スギ林の管理: スギ花粉の発生源であるスギ林の適切な管理方法を検討し、花粉発生量を抑える取り組みを行う。

【私からの問い】
・スギ花粉症がつらいです
・スギ花粉の発生源であるスギ林の適切な管理方法には、どんなものがあるか、できるだけ多く教えてください。
・またスギ花粉発生量を抑える取り組みとして、どんなことをしたらいいか、できるだけ多く教えてください。

【ChatGPT4先生からの回答】
スギ花粉症がつらいということで、お気持ちお察しいたします。スギ林の適切な管理方法や花粉発生量を抑える取り組みについて、いくつかの方法をご紹介いたします。

間伐(間引き): スギ林の適切な間引きを行うことで、樹木同士の競争を減らし、健康な成長を促進できます。また、光が十分に届くことで、花粉の発生量を抑制する効果があります。

選択伐: スギ以外の樹木を選択的に伐採し、混交林を作ることで、スギ花粉の発生を抑えることができます。

低花粉・無花粉スギの導入: 低花粉や無花粉のスギ品種を植樹することで、花粉発生量を大幅に減らすことができます。

林道整備: 林道の整備を行うことで、間伐や選択伐などの作業がしやすくなり、スギ林の適切な管理が容易になります。

花粉飛散時期の作業制限: スギ花粉の飛散がピークとなる時期には、スギ林での作業を制限することで、花粉飛散量を抑えることができます。

除草・草刈り: スギ林の周辺の草刈りや除草を行うことで、花粉が舞い上がるのを抑制し、周辺環境への影響を軽減できます。

地域住民との連携: 地域住民やNPOなどと連携し、スギ林の管理や花粉対策に取り組むことで、より効果的な対策が実施できます。

政策支援: 政府や自治体がスギ林の適切な管理や花粉対策に関する補助金や助成金を提供することで、持続可能な取り組みが促進されます。

やりとり3回目

つらいと言えば、「お気持ちお察しします」からスタートしてくれるChatGPT4先生。先生なのに偉ぶったところは全然なく、極めて紳士的である。お答えもしごくまっとうで納得するものばかり!ぜひ実施していきたい!…が、以下ってどういうこと?なんで、「スギ以外」を伐採するの?!私の頭は、スギを伐採したくてしょうがないのである。

選択伐: スギ以外の樹木を選択的に伐採し、混交林を作ることで、スギ花粉の発生を抑えることができます。

そこで恥を忍んで、再度、ChatGPT4先生に聞いてみる。やりとり3回目だ。ふつうの先生なら、そろそろ、この生徒の対応が面倒くさくなりそうなところだ。でもChatGPT4先生は面倒くさいなんて決して言わない。「あ、次の生徒が待っているので」とかいって逃げたりもしない。

【私からの問い】

スギ花粉の発生を抑える方法として、
「選択伐: スギ以外の樹木を選択的に伐採し、混交林を作ることで、スギ花粉の発生を抑えることができます。」と、今、教えてもらいましたが、理由がわかりませんでした。なぜ、スギ以外の樹木を選択して伐採することで、スギ花粉の発生を抑えることができるのでしょうか…??スギ自体を伐採するのではだめなのでしょうか?

【ChatGPT4先生からの回答】

失礼いたしました。説明が不十分でしたので、もう少し詳しくご説明いたします。

選択伐によって混交林を作る理由は、スギのみの単一樹種林では、花粉の発生量が非常に多くなるためです。スギ以外の樹木を選択的に伐採することで、スギと他の樹木が混ざり合った混交林を作ることができます。混交林は以下のような効果があり、スギ花粉の発生を抑えることができます。

競争による生育抑制: スギと他の樹木が混ざり合うことで、樹木同士の競争が生じ、スギの生育が抑制されます。その結果、花粉の発生量が減少することが期待できます。

湿度の維持: 混交林では、スギ以外の樹木が湿度を保持しやすい環境を作り出すため、スギの花粉が乾燥しにくくなります。これにより、花粉の飛散量が抑えられます。

風速の低下: 混交林は風の通り道を複雑にし、風速を低下させる効果があります。これにより、花粉の飛散が抑制されることが期待できます。

スギ自体を伐採することも、花粉発生量を抑える方法の一つですが、スギ林は日本の森林の約40%を占めるため、大規模な伐採は環境への影響や産業面での問題が生じる可能性があります。そのため、スギ以外の樹木を選択的に伐採し、混交林を作ることで、効果的に花粉の発生を抑えることができると考えられます。

やりとり4回目(お礼をいって気持ちよく終話)


なぁるほど。スギ以外を選択的に伐採することで、そのあいた場所に、新しい樹木が育ち、混交林ができあがるってことね!「スギしか生えていない場合はどうするのよ」という問いには、先の選択肢に答えがありましたね。間伐(間引き)です。(つまりこの場合はスギを選択的に伐採する)
いやー、よく理解できたよ、ChatGPT4先生、ありがとう!

しつこく聞いても、どこまでもイヤな顔ひとつせずに紳士的だし、感じのいいChatGPT4先生。(ただし、人気が出すぎて現時点では計算能力の関係か、3時間に25問までしか質問できません。それでも充分だけどね。)

本日、深夜にやり取りしたChatGPT4先生との画面。最後まで爽やかで紳士的!

やるべきことが明確になって気持ちよく眠れそう!

最初はMECEに前広に検討できて、さらに、ドリルダウン的に、ここからやるべきことが明確になって、なんだかとってもスッキリした。
目薬を差して、再度眠ろうと思う。安眠できそう!
おやすみなさ~い!(午前2時に目がかゆくて、目が覚めて、3時間近く起きてしまった…まずいまずい)

※お読みいただき、ありがとうございます!読み終わったら、よろしければ「スキ」いただけると泣いて喜びます。w ChatGPT4先生と違い、私は生身の人間のためリアクションがないと、やる気がでない…

驚きの後日談

このnoteを書いてから数日後…2023年4月3日に、なんと岸田総理が国会にて「花粉症はもはや日本の社会問題!」と発言し、なんらか結果を出す取り組みをしていくというお話でした。まさか、声が届いた…とは思いませんが、本当にありがたいことです。><


おまけ

既にnoteさんでは、「AIを使う」という機能が実装されている。早い!
公開されているAPIに申し込んだのだろう。今回は、「ここからはAI、ここまではAI」と注釈したが、私の今後の記事は、「ここからは生身の私、ここまでは生身の私」と注釈するようになるかもしれない。

▼ほら!

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